ものすごく英語が嫌いでも多読ができるの?

先日、自分のアメブロの検索キーワードで見ていると、「ものすごく英語が嫌いでも多読ができるの?」というキーワードがありました@@;

悲痛な叫び?! 「ものすごく英語が嫌いでも多読ができるの?」

この「ものすごく英語が嫌いでも多読ができるの?」という検索キーワードを見たとき、「何かパワーのあるワードだな」と感じました。もしかして、ものすごく英語がキライで、もう本当にすごーくすごーくキライで仕方なくて、でもやらなきゃいけないような環境だったり、やらなきゃいけないと自分で感じていらっしゃるような、うまく説明できませんが、そういう切羽詰ったような気迫を感じました。

以前の私がちょうどそんな思いだったので、余計に感じるものがあったのかもしれません。昔の私は英語が大嫌い。キライでキライで仕方なく、怖くて怖くて仕方なく、学校を卒業とともに永遠に英語とはおさらばしたくて仕方なかった。

でも就職して、英語は必要ないはずの職場だったのに、英語の論文を渡されて、「読め」と。「いや、読めませんし^^;」とも言えず。結果放置するしかなく。業務外の研究というか、実験課題だったので、しばらくはそれで済んだのですが。

でも何度も「読みました?」とチェックが入り、読んでないと答え、結局必要なとこだけ説明してもらったように記憶しています。今ならなんてことないのに。何にも難しいことではないのに・・・。

当時の私には、いくら努力したって読めないものは読めなかった。辞書を使ったり、ちょっと勉強しただけでは理解できないほどの英語力しかなかったので。いえ、英語力なんてほとんどゼロだったのかもしれません。

当時、出来る限りの努力をしたのです。わからない単語を全部辞書で調べました。(するとほとんど全部だった・・・調べるだけで疲れ果てた・・・涙)それでも意味がさっぱりわかりませんでした。「一文も」です。

それほど嫌いだった英語。今は大好きな英語。趣味であり、仕事でもある英語(洋書)多読。

英語が大嫌いだった私の答えは・・・

そこで「ものすごく英語が嫌いでも多読ができるの?」という、わたしには悲痛な叫びに聞こえてしまう検索キーワードの問いに対する私の答えは、「ものすごく英語が嫌いでも、多読はできます。」

ただし、どんな人でも100%できるわけではないです。必要な条件があります。

多読ができる人になるための条件とは?

1.英語は大嫌いだけど、英語ができるようになりたいと思っている。
2.多読3原則を守り、かならずできると信じること、且つすぐに効果を期待しない。
3.他人と比較して、または他人から評価されて、落ち込んだり喜んだりしない。

このような気持ちを持つことが絶対条件です。

3.が一番難しいですが、今できていなくても「あ、人と自分を比較してるな」と気がついたときに改めればいいことです。比較したり評価をするとしても、過去の自分としてください。他人とはしないほうがいいです。そんなことしても、自分にプラスになることは一つもありませんから。

多読ができる人になるための、その他の必要な考え方

それと、英語を始めるときに一度考えて欲しいことは、成果を他人から認められなかったとしても、気にせずに英語を続ける気持ちを維持できるかです。他人に認められなくたってかまわないじゃない。自分が以前の自分より進歩していれば。他人の目なんて気にしない、関係ない。人の評価を気にしないって、とてもラクですよ。

「ラク」というのは、怠惰になるという意味じゃありません。無駄なエネルギーを使わずに、自分の持つエネルギーを効率良く自分にとってプラスになることに使えるということです。まずは気をラクに、人の評価・目を気にせずに、自分が楽しいと思えるレベルの多読を始めるのがおすすめです。

初めのうちは、堅苦しい目標を掲げるよりも、ただただ楽しんでみることです。なぜか。それは、英語を好きになるためです。好きになると、こっちのもんです。勝ちってこと。まずは英語がものすごく嫌いな状態から抜け出ましょう。英語が好きになってしまうと、がんばって勉強する必要などないからです。ただ楽しいから、好きだから英語を吸収するというスタンスに変わります。

「大丈夫、できるできる~^0^」と呪文のように自分に言ってあげましょう。本当にできるような気になってきます。気負わないことが大切です。できないと思っているうちは、できません。できそう、と思うから前に進めるのです^-^