下関まで小旅行~英語絵本の読み聞かせ

7月9日、下関市立中央図書館へ行ってきました!この日、カナダ友好協会・下関市立中央図書館主催の「英語による絵本の読み聞かせ」があったので、それを見に行くのが目的でした。行橋の英語絵本の会メンバーの大人5名、子ども3名。道中お話しもできるし、子ども達が喜ぶだろうということで、電車・バスで行きました。

カナダ友好協会の方による英語絵本の読み聞かせ

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雨が心配されましたが、結局一度も傘を開くことはありませんでした。帰り道は晴れてきて、暑いくらいでした。私はレインシューズを履いていて、蒸れて仕方がありませんでした(笑)

下関での英語絵本の読み聞かせ会は、私達が行橋で行っているのとは、少し違うのです。大きな違いは笑いがあること。子ども達はどこへ行っても(行橋でも)マイペース。けれどこちらの会ではしっかり大人の心もつかんでいらっしゃるのです。すごいですね。私達にはないセンスをお持ちです。そういうわけで、少々遠くても行きたくなってしまうのです。

あと1つ、注目すべきはカナダ友好協会から図書館へ洋書を寄贈されています。2003年から始まって、今回でトータル469冊の洋書を寄贈されてきたとのこと。洋書に親しみのある方々による選書は素敵です。図書館にないもの、日本語版があるかないかなど、細かな点にも気を配り、選書されているということを伺いました。なんと拙著『ピーターラビットで学ぶ!英語イメージ楽読術』も、寄贈本に加えていただいておりました。恐縮です><; 英語の絵本のほかに、英語の本の読み方を書いた本を探されていたとのこと。ありがとうございました!

この日の読み聞かせ会で読まれた絵本は、今回寄贈する洋書絵本の中から6冊でした。どんな本が読まれたのか、知りたいですよね?では紹介しましょう。

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This is not my hat ちがうねん

   

洋書のタイトルは『This is not my hat』、日本語版は『ちがうねん』。日本語訳は関西弁になっている点もおもしろいです。ご存じない方は、ぜひ一度読まれてみてはいかがでしょう?結構・・・きますよ。

子どもよりは大人のほうが反応すごいです。コルデコット受賞作品で、日本語版なら置いている図書館が多いのではないかと思います。

Pants

洋書のタイトルは『Pants』。Nick Sharrattがイラストを描いています。このイラストレーターさん、洋書を読んでいるとよく見かけます。カラフルな色、かわいい絵です。

内容は「パンツ」。いろんなパンツが出てきます。それだけなのですが、面白いです。読み手の方が面白かったのかもしれませんが・・・。いや、それだけではなかったはずです(笑)パンツネタなので、子どもには間違いなく大うけですね!

Oh No, George! どうするジョージ!

   

洋書のタイトルは『Oh No, George!』、日本語版は『どうするジョージ!』。赤い表紙の中を開くとまたカラフル!かわいい絵本をかわいい女子が読んでくださいました^^

後でもう1冊紹介する『Shh! We have a plan』と同じ作者です。なんか似た感じがすると思ったら、やっぱり同じ人が書いたのですね。クリス・ホートンさんの絵本は他のタイトルを読んだことがありました。かなり印象的なイラストなので、記憶に残るのでしょうね。内容は飼い主さんにお留守番を頼まれた犬ジョージのお話です。お利口にするようにとの言いつけを守れるのかな?^m^

Your baby’s first word will be DADA

洋書のタイトルは『Your baby’s first word will be DADA』です。お子さんをお持ちの方、子どもさんが初めて口にした言葉、覚えていらっしゃいますか?私は覚えていません><;

初めて口にした言葉はきっと、赤ちゃんの身近な何かの言葉だったのではないでしょうか。たとえばパパ、ママなど。そう、親はお父さんお母さんと早く呼ばれたいでしょうね。だから教える。「ママよ」「パパだよ」なんて。そういうお話しでした。微笑ましいストーリー。英語がとても簡単なので、おすすめです!いろんな読み方して楽しめそうです。

Shh! We have a plan しーっ!ひみつのさくせん

   

洋書のタイトルは『Shh! We have a plan』、日本語版は『しーっ!ひみつのさくせん』。先ほど紹介したクリス・ホートンさんの絵本です。こちらのお話しもかわいくて面白かったです。単純なラインで書かれたイラストにも関わらず、表情からいろんな気持ちがよく伝わってきます。言葉少なめでも、伝わるってすごいですね。ひみつのさくせんの結末は・・・?クスクス^m^

How to catch a star みつけたよ、ぼくだけのほし

   

洋書のタイトルは『How to catch a star』、日本語版は『みつけたよ、ぼくだけのほし』。とても素敵なお話しでした。子どもってよく「お星様とって」とか「お星様とりたい」と思うのですよね。そんなテーマの絵本に、何度か出会ったことがあります。

日本語タイトルは少し雰囲気が違って見えます。個人差があると思うので、感じ方はいろいろでしょうね。星に触ってみたい、星を取ってみたいと思う子どもの気持ちを考えると、「どうやって星をとることができるのか」そのHow toに興味をもつかもしれません。そういう子ども心をくすぐる絵本でした。最後のオチですが、英語と日本語の語感の違いもまた面白かったです。子どもの反応も面白かったです。語感で反応してるなと見受けられる子もいました^^

英語・日本語・下関弁

今回、英語絵本をどのように読み聞かせされているのかを見学するという目でずっと見ていたのですが、すみません、このコーナーはそんなことも忘れて大爆笑していました^^;

このコーナーは子どもというよりも、大人が楽しむ時間かもしれません。子どもももちろん「なんだろー」と見ているのですが、おかしさがわかるのは大人。どうしてあんなに面白いことを思いつけるのでしょうか。終わった後で、うちのメンバーの人と、あのようなタイプの人はいないのでうらやましいですねと話しました(笑)

読み聞かせ会の感想

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ギターの弾き語りでオープニングとエンディングのメリハリがついている気がしました。始めと終わりに歌とか手遊びいれるのと同じですね。それから小さな子ども達にもわかるように、絵からだけでは理解が難しいかな?と思われるところを、読み手ではなく別の人が日本語で簡単に説明していらっしゃるのはよいと思いました。

子ども達だけではなく、子ども達を連れてきた大人の方々にも楽しんでいただける内容だったので、とても楽しかったです。とてもよい勉強になりましたし、刺激になりました。

図書館探検

読み聞かせの後、下関市立中央図書館の館長さんのご好意で図書館を見学させていただきました。図書館は下関市生涯学習プラザDREAM SHIPの4階5階の2フロアが利用者が使える場所。6階は無人・自動化書庫!

学校で利用してもらう資料がある部屋

ツアーはまず、学校関係者だけが借りられる資料室を見せていただきました。私は学校のことには詳しくないので、どんな書籍がよく使われているか知りません。学校司書さんも一緒に見学していたのですが、やっぱりいろいろわかるみたいですね。

無人・自動化書庫

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それから無人・自動化書庫システムを見学しました。まずは職員さんが操作する端末機のところへいって、どのような流れで書庫から欲しい本を取り出すのか、実際に本を無人書庫から取り出しながら説明を受けました。下の写真は、端末機で入力した書庫の本が出てきたところです。

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一通り説明を受けた後、いよいよ6階へ。常時人が立ち入らない場所とあって、壁はコンクリートむき出し。なんとなく、昔働いていた会社の地下室に似ていました^^; 地下にはいろんな温度湿度をコントロールしている小部屋がたくさんあったのです。そう、なんか6階もそういう雰囲気でした。機械好きな人が落ち着く場所かも?!

中に入ってすぐに、先ほど取り出してもらった本が収納されていく過程を見学しました。

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上の写真、右端に写っている場所から本が返却されます。本が返ってくると線路の上を台車のようなものがやってきて、返却本を受け取った後、シューっと滑るように奥へ走って行きました。

書庫は当然、本ばかり置いていますよね。完全自動なので、人が書棚に入っている本を探すための通路は必要ありませんし、上のほうまでぎっしり本が納まっていました。ある程度まとまったテーマ、カテゴリー別にカゴに何冊か本が入っていて、そのカゴを機械が見つけ出すのだそうです。

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上の写真にある真ん中の黒い物体が、結構なスピードでせまってきました。目の前まで来てピタリと止まったときには、かなりビビりました(笑)書棚に返ってきた本を元の位置に戻していたのが、この黒い物体です。

無人書庫の温湿度は、本にとって快適な(笑)条件に設定されていました。紙なので、湿気ったり虫やカビがついたりするとまずいですからね。この温度管理、かなり広い空間なので難しそうだなと思いました。本が存在している範囲内で、いくつかの地点で温湿度をモニターしているのでしょうか。そういう質問はそのとき思いつきもしませんでした(笑)ただただ「ほー」と、圧倒されっぱなしでした。

絵本・児童書の書架

利用者が利用するスペースも、すべてではなかったですが見て回りました。やっぱり一番の興味は洋書なので、大人用の洋書、子ども用の洋書の場所はしっかり見てきました。子ども用の書棚は低くて子ども目線。私個人的に「とてもよい!!」と思ったのは、洋書絵本は図書館にあるものすべて書架に出していることです。閉架にはしていないそうです。

なぜそれがいいかというと、閉架にしてしまうと利用者は洋書のタイトルしかわからないのです。開いてみて、「これを読みたい」と思えないのです。洋書であればなおさら、読むかどうか決める前にぱらっと中を見たいですよね。書棚は長い書棚の1面すべてと、少し短めの書棚2面(裏表?)すべてが洋書絵本・児童書が入っていました。ぎっしり詰まっている感じではなく、ゆったりと置いていたので、探しやすかったです。棚の一番上には、表紙が見えるような置き方で、これもよかったです。

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広々として明るい図書館

また、大型絵本も子ども達が取りやすい場所にあり、絵本・児童書コーナーには、ちょっとしたスペースが確保されていて、子どもが遊んだり寝転んだりできる空間がありました。ベビーベッドも1つありました。通路はゆったりしていて、あちこちにソファやイスが置いていて、外を眺めながらゆったりと座って読むという雰囲気がありました。下の写真には、変な顔してる私がいますが、ぽこすけがちゃんとシャッターが切れるか、心配している表情です(笑)これを載せた目的は、私を見てもらうことではなく(笑)その向こう側に少し映っている子ども用のスペースを見ていただきたかったからです。

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従来の図書館は、大きなテーブルをつなげて、イスが横一列、向かいにもイスが並べられているスペースで、黙々と本を読むといった雰囲気ですが、ここはかなり開放感がありました。従来ありがちな読書スペースの配置って、黙々と本を読んで、ふと目を上げると向かいに人がいるという感じでしたから。

大阪や兵庫の図書館はそんな感じだったのですが、こちらはまだ少し空間に余裕があるからかもしれません。それにしても「従来の図書館のイメージ」を破る図書館がいろいろ建ち始めているようですね。けれども図書館、雰囲気作りだけでは足りないでしょうね。図書館に来ると楽しいと思える何かがあること。その何かは人によって違うけれど、さまざまな要望をできるだけ取り入れられる柔軟さや、可能性を含んだ施設であって欲しいです。利用者参加型というのかしら。本離れというけれど、ただそれだけで図書館が利用されなくなるわけではないと思います。

読書通帳機と自動貸出機

利用者目線でいうと、目新しさを感じたシステムが2つありました。ひとつ目は「読書通帳機」。まるで銀行のATM。銀行の通帳と同じような形をしたノートを機械に入れると、自分が借りた本の履歴が印字されて出てきます。子どもには楽しそうなシステムだなと思いました。実際、子ども達は兄弟間、お友達間などで、競うようにたくさんの本を借りていくようです。50冊の記帳が終わると、シブいしおりがもらえるそうです!

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ふたつ目は自動貸出機。カウンターに行かなくても、ピッとすれば借りられるのですね。ニュース記事などで自動貸出機の存在は知っていましたが、見たのは初めてでした。開館時間も長いらしいし最新の機械を導入して、職員さんは大変でしょうね。便利で高度で精密な機械はトラブルがあったときの対処が難しいし、復旧に時間もかかるのかもしれませんね。

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ランチと帰り道

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おまけ的話題ですが・・・。行きは電車とバスで行きましたが、子ども達が喜びそうということで、帰りは船で関門を渡りました。ぽこすけも大喜びでした。船では上の甲板に出ることをかたくなに拒否していたぽこすけですが、2歳のMくん、4歳のYちゃんに「いこー」と軽く誘われただけで、ほいほいとついて行きました!

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ぽこすけが甲板に出たがらない理由は、怖いからなのですが、自分よりも小さいお友達が平気で行こうとするのを見て、触発されたのでしょうか。喜ばしいことです^ー^

お船に乗る前には、唐戸でランチを食べました。新鮮なお魚を食べました。雨を心配していたのに、途中から太陽が出てきてとても暑かったです。それでも子ども達は元気いっぱい。ご飯の後アイスクリームやカキ氷を楽しんでいました。

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門司港からまた電車でしたが、子ども達のパワーは衰えを知りません。すごいですね@@; でも行橋について、車に乗ったとたん目が閉じてしまったようです。ぽこすけはきっと、一番お兄ちゃんという自覚があったのか、パワーをセーブしていたらしく、車に乗っても眠りませんでした。それどころか、おやつ食べたい食べたいと、繰り返していました^^; 元気だわ。

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あいかわらず電車狂のぽこすけ(笑)

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子どもがいると、大人だけの場合とは違う行動をします。アイスクリーム休憩があったのもそう。子ども達は道路のマンホールにふぐが描かれていたのにも、興味を示していました。多分私一人で歩いていたら、気にしなかったかも。子ども達からは新しい視点を持つヒントをもらいますね。

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旅の終わりに

下関・・・近いような遠いような・・・でした。気温が高いということ、電車の場合は駅から歩くと結構な距離があるので、今回はバスを利用しました。小さな子どもも一緒だったので、安全に気を配ったりしたせいか、さすがに疲れました。体力のない私。蒸し暑さが辛かったです><; それでもとても楽しくて、行ってよかったな~と思いました!

次回の下関市立中央図書館での読み聞かせは、10月22日(土)10:30-11:30、図書館4階「おはなしのへや」で行われます。私達行橋市の英語絵本の会も、次回は一緒に参加させてもらえたら楽しいだろうなと思います!

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