もしも・・・だったら

苅田町図書館の洋書のレビューです。行橋市にお住いであれば、苅田町立図書館の本を借りることができます。詳しくは苅田町立図書館のカウンターでお問い合わせください。(注 アイキャッチ画像は、苅田町立図書館ではなくイメージ画像です。)

Would you rather…

洋書のタイトルは『Would you rather…』。日本語のタイトルは『ねえどれがいい?』です。著者はやさしいイラストでおなじみの、Jhon Burningham(ジョン・バーニンガム)さんです。Would you rather…といって、4つぐらい選択肢が続きますが、どれも愉快なのです。

表情があるようでない。でもそのほうがむしろ想像力をかきたてられて表情豊かに見える登場人物や動物が、かなり面白いです。「もしも○○だったら、どれがいい?」というようなことが、場面を変えてずーっと続くのです。この洋書を見て、私は多読のすごさをまた確認しました。

私、学生時代は英語が全然ダメだったのです。would の意味や使い方なんて、さっぱり知らなかったし、rather もまた同じ。だいたい意味が多すぎる単語は、そうなる傾向が強かったです。確かにwouldなんて、辞書引いたら意味多いですよね。頭がこんがらがります。

その原因のひとつが、英和辞書だと思っています。日本語で英語の意味を読むと、難しく感じることがあります。多読を始める前は、英和辞書に頼るしか方法がなかったので、英語がキライだったのかもしれません。would は、多読を始めて数年経った頃も、なんとなくモヤモヤ~っとした感じでした。わかるような、わからないような。

でも意味を気にせず、どんどん読んでいるうちに、いつの間にかわかるようになりました。この絵本を読んだら、このような時につかうwould の意味、わかると思いますよ。Which do you prefer… ではない世界。そこではその時、現実には起こってなかったり、存在しなかったりすることなのです。

左右のてのひらに、右はチョコ、左は飴のせて、「どっちがいい?」って聞くのとは違うニュアンス、わかるでしょうか。これだとWhich do you prefer… となりそうです。そういうニュアンスを理解するには、多読は非常に有効です。物語に引っ張っていってもらえますからね。日本語に訳さなくても読んで理解できるようになると、ニュアンスの理解に加速がかかる気がします。

そういう私もまだまだ発展途上です。まだまだたくさん吸収することがあって、楽しみです。とても面白くて、優しい微笑みに包まれるような絵本でした。

YL 1.3
総語数 320

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