癒し系白黒コンビ

行橋市図書館の洋書レビューです。洋書を楽しく読みながら、英語力を伸ばしたい方に活用していただけたらと思います。

Gaspard and Lisa at the Museum

洋書絵本のタイトルは『Gaspard and Lisa at the Museum』、日本語のタイトルは『リサとガスパールのはくぶつかん』です。人気キャラクターものの「リサとガスパール」シリーズですね。私はこの絵は知っていましたが、絵本になっているとは知りませんでした。かわいらしいですね、GaspardとLisa。ところで日本語になると、Lisa リサが前にくるのですね!語感がリサが前にくるほうがいいからでしょうか?

この絵本は第1巻ではないみたいで、ことのはじまりというか、GaspardとLisaがどこからきて、今ここにいるのかはわかりません。この絵本の1ページ目は、子どもたちがバス遠足で博物館へ行くところ、GaspardとLisaも子ども達と一緒にバスに乗り込むところの絵でした。なんでGaspardとLisaが子どもらと一緒にバスに乗ってるのか、なんで先生も子ども達も普通にGaspardとLisaに接しているのかは不明です。

他のクラスメートと同じような存在・・・? 先生がGaspardとLisaに問題を起こしちゃだめよ、というあたりで、「あ、なんか一波乱あるな」という予感を読者に持たせます。博物館で、Gaspard(黒い方)があることを思いつきます。面白いいたずらを・・・。

いたずらは上手くいくのですが、気が付くと二人だけ、博物館に取り残されてしまうのです。どうなっちゃうんでしょうね~。とにかく絵がかわいい。癒されます。

文字は手書き風ですが、読みにくくはないです。英文も平易でわかりやすいです。

YL 0.5
総語数  309