交わるということ

行橋市図書館の洋書レビュー。易しい洋書を楽しくたくさん読んで、英語力を伸ばしたい方に活用していただけたらと思います。

little blue and little yellow

洋書のタイトルは『little blue and little yellow』。日本語のタイトルは『あおくんときいろちゃん』。Leo Lionniさんの絵本です。いいお話でした。

小さいきいろとあおはお友達。 仲良しです。いつも一緒に遊んだり、学校へ行ったりしています。
あるとき、小さいあおのお母さんがお買い物に行くのでお留守番をしててね、と言って出かけます。あおくんは一人。外に出て仲良しの小さいきいろを探しに出かけます。小さいきいろの家に行ってみると、誰もいません。探し回って、やっと小さいきいろを見つけます。

二人はとても喜んで、ハグしました。すると不思議なことが起こりました。そのまま二人は遊びに行きました。そしてそれぞれの家に帰ると・・・

帰宅した子ども達を見た両親は、「うちの子じゃない」と言って家に入れてくれません。悲しくて悲しくて、二人は一緒にわんわん泣いて、あおときいろの涙を流しました。そして何が起こったのか・・・。

二人は再び家に帰りました。泣いた後の子ども達の姿を見た両親は、迎え入れてくれます。そして両親はやっと何が起こったのかに気がつくのでした。

ストーリーの意味を深く考えるほどに、味わい深い絵本になります。

いつもより早起きして、いい洋書を選んでよかったです。今日はいい日だ^^

YL 1.9
総語数 274