「英語の絵本を楽しむ会」 最終回

とうとうこの日がやってきました。昨日7月18日(金)、全5回の最終日。この日もほぼ全員が出席されていました。

「英語の絵本を楽しむ会」 最終回の様子

見学に、若いアメリカ人女性で小学校で英語を教えていらっしゃる先生が来られていました。前回は市役所の女性職員の方が見学に来られていました。今回は最終日ということで、第一部は絵本の朗読の発表会。そして第2部は閉会式(?)ということで、市役所から市民協働課の課長さんもお見えになってご挨拶されました。閉会時には、進行は私から図書館館長さんへ交代し、館長さん、国際交流員のエイミーさん、企画者ということで私も前に出て少しお話をしました。

第1部は朗読発表会

英語を読むのが苦手な人も・・・

さて、第1部の朗読発表会。3つのグループに分けました。その日準備した英語絵本の中から、各グループが1冊ずつ朗読に使う絵本を選びました。そしてしばらく発表の打ち合わせ&練習。その日、いつもの視聴覚室ではなく、図書館のオープンスペース、子どものコーナーで行いました。私のグループが選んだ読み聞かせの英語絵本は『Guess How Much I Love You』。私のグループ内に、お一人「どうも英語を読むのが苦手なんです・・・」とおっしゃる女性がいたのです。彼女は初日に、参加者の元気に圧倒されつつ「最後まで来れるかしら・・・」と気弱な発言をされていましたが、結果、皆勤賞です!!それだけではありません。この日の朗読発表で、みんなと一緒に前に立って朗読することを、始めは渋っていらっしゃいましたが、立派に最初と最後のページの朗読を担当されました!! 幸い、同じグループに子どもたちに英語を教えていらっしゃる英語の先生がいらして、その方にマンツーマンで発音指導をしていただきました。そのおかげで、非常に短時間の練習だったにも関わらず、とても立派に朗読されました。感激しました!

学校で英語が習えなかった80代の人も・・・

そしてもうお一人、同じグループに80歳代の女性もいらしたのです。彼女とは前回私も同じグループになり、一緒にワークしましたが、彼女の参加目的は「家の中に閉じこもらないで外に出て若い人たちに会い、刺激を受ける」というものでした。だから絵本を自ら朗読することもなく、ニコニコしながら他の人たちが朗読するのを聞いているだけだったのです。最後の発表のとき、その女性に「せっかくの機会だから1ページだけでも参加してはどうか」と何度も話してみたのですが、どうもその気はないようで・・・。あまり無理強いするものでもないと思いましたので、それ以上のことは言いませんでした。でもやっぱり私としては、何かこの女性に「やった♪」と感じられる何かの役割をしてほしかったのです。それでひらめいたのが、タイトルを読んでもらうことでした。それを提案したら、うれしそうにOKのお返事が。「やったっ!」そして私たちのグループの発表。タイトル、バッチリでした!

この日、参加された方すべての方のお顔がとても輝いていて素敵でした。私はこの場にいられることの幸せをかみしめていました。そしてタイトルを読み終えた80歳代の女性の満足そうな表情を見て、またまた嬉しくなりました。この方は学生時代、戦争のために満足に英語を勉強することができなかったのです。それでも英語が禁止になる前に、学校でアメリカから来た先生に英語を教えてもらっていたそうです。60年以上も前なのに、まだ教わったことを覚えていらっしゃるんです。しかも発音もいい。でも今は、白内障で目が見えにくく、虫眼鏡で文字を読んでいるそうです。絵本のタイトルは、文字が大きかったので、虫眼鏡なしで何度も練習されていました。80歳を超えてもこのパワー、すごいですね。

みんな充実感あふれた表情で

他のグループの方も、打ち合わせ時から和気あいあいとした雰囲気でした。図書館のオープンスペースでなければ、もっともっと大声で盛り上がっていたことでしょう。全5回という短い間なのに、みなさんの朗読を聞いていると、ものすごい変化に気が付きました。上手なんです。恥ずかしさも多少なくなってきたこともあるのでしょうが、慣れてきたというか、リラックスして楽しみつつ読んでいるようです。遊び心も忘れずに、面白い声を出してみたり、ここぞという場面で強調した読み方をしてみたり。こんなに短期間で、こんなに変われるんだなぁと思いました。

「英語の絵本を楽しむ会」の今後・・・

また形を変えて、秋ぐらいから英語の絵本の集まりを再開することになりました。今度はおそらくもう少し外に向けた、発表の場を設けたような会になる予定です。まだ詳細が決まっていませんが、これから何度か図書館館長さんと話し合って決めていこうと思います。「無理せず、楽しく」をモットーに、行橋に英語の輪がひろがることを願って活動していきたいです。

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