ほめ達西村さんの講演会 「繁盛店に学ぶ人材育成法」

昨日タイトルにあるとおり、「繁盛店に学ぶ人材育成法」という講演会を聴きに行きました。講師はホスピタリティ・デザインC’sの西村さんです。西村さんとは以前一度、お会いしたことがあります。ブログで報告した「The オーエン飯会」に来ていらしたのです。

いいことを言ってる人、正しいことを言ってる人、そんな人たちがなかなか他人に自分の言っていることを聞いてもらえない、わかってもらえない。そういう場面を多々見てきました。何を隠そうこの私自身も経験しましたし、すごく身近な人がそうなんです。こういうことってきっとよくあることなのでしょう。

私はどんなにいい事を言っても、それが人に伝わらなければ意味がないと思っています。要するに伝えてない、言ってないのと同じこと。人を動かしたければ、人に聞き入れてもらえるような話し方をしなければ意味がありません。そして忘れちゃいけないのは、人を動かすのも言葉なんですよね。私が人の言ってることを聞き入れたくないとき。それは私のことをわかろうともせずに頭ごなしに話されるとき、何を言っても否定されるとき、奇麗事ばっかり言ってるのを聞いたとき、正論ばかり言ってると感じたときなどなど。

それに気がついてから、まずは相手にわかりやすい言葉(共通の言葉)を使うようにしたり、相手のことをまず理解しようと努力したり、話す前に信頼関係を築くようにしています。聞き入れてもらう下準備ですね。

昨日の講演会ですが、とても勉強になりました。会社の経営者に向けての内容ではありましたが、プライベートでも使えるとてもいい内容だったと思います。

私自身褒められて伸びるタイプなので、ほめて人のモチベーションをあげるっていうのは全く同感です。ほめるその意味というのは、結局相手に自分が何か言いたいときに聞き入れてもらうためのひとつの方法であるのかなという気がしました。それに相手自身が気がつかないその人のいいところや才能を発見して、相手に伝えるというのもとてもワクワクすることですね。

今ある環境を変えたいと思っているなら、まずは自分の考え方を変える。このことも全くその通りだと思いました。私自身が実感していることでもあるので、やっぱりそうなんだと思いました。間違いではなかったと確認ができました。

それと身に染みたのは、
相手に期待すると不満になる。(全くその通り!)
相手にするのは信頼と応援だけ。(これ、きっとそうなのでしょうね。)
相手を信頼すること、応援すること。でも期待はしない。

これって結構難しいのです。わかってても期待しちゃう。信頼、応援、この二つを一生懸命してたのに、なかなか成果が現れないと、ついつい期待しているようなことを言ってしまって、失敗したことあります。これを聞いて、気をつけようと思いました。

そして最後に
人に対して、「大事にしている」(と思う)だけではダメ。
(その人が自分から)「愛されている」ということを(ちゃんと)伝えなければダメ。

ちゃんと伝えるということは、相手がしっかりそれを受け止めてくれる言葉できちんと伝えなければダメってことですよね。

私はやってるつもりなのですが、日本人って結構やらない人が多くないですか?自分の気持ちを伝えるっていうことが苦手と言うか、「察してよ」みたいな雰囲気がある気がしています。私はやっぱり言葉で伝えて欲しい。あと笑顔と。全身でも表現できますしね。

私は今までよりも、もっと強く伝えるようにしたいと思いました。

きっと人との関係が今より素敵なものになると思います。仕事だけじゃなくね。仕事でできるようになるには、仕事以外でもできてなきゃウソだから。

自分の周りの人がきらきら輝くと、嬉しくないですか?そしてその中にいるあなたもきっときらきら輝いているはず。西村さんがおっしゃっていました。

自分が幸せでないと人を幸せにはできないって前回のブログで書きましたが、それと同じことだと思います。