うさぎの「らんさん」。先月11月13日の朝3時前に、10歳でお月さまに帰りました。
あれから1ヶ月。心の中、まとまらなくて。昨日、らんさんの法要が霊園でありました。それに出席して、お骨をおさめて、そして気持ちの整理をつけようと思いました。
2年半ぐらい前に、ガンの手術をしたらんさん。あの時、死線をさまよっていたけど、元気にカムバック。それからすぐに、大阪から九州に引っ越しました。そのバタバタもあって、ガン克服の後の健診がきちんとできなかった。土地勘の全くない場所に引っ越したばかりで知り合いもいなくて、いいお医者さんがどこにあるか、よくわからなかった。言い訳になっちゃうけど。
超こわがりで、うさぎさんにしては珍しいほどの攻撃性の持ち主。恐怖心の現れなのだと思います。元々そういう個性の持ち主?らしく、私と出会う前からダンナちゃんのところに来たらんさんは、ペットショップで他のうさぎさんから耳を齧られていたらしい。
うさぎマニアな私としては、そもそも複数のうさぎを同じケージに入れておくのはいかがなものかと思いますが、専門店ではなかったため、そうなっていたとのこと。とにかく、超こわがりなために他のうさぎさんたちにも攻撃的な態度を示していたと思われます。そんならんさんは、さすがの私もビビるほどの怒りようで、いつもケージを掃除するのが怖かったです(笑)夜は巨大なスタンピングで眠らせてもらえず。とまぁ、いろんな思い出はありますが、私とらんさんはわずか3年のお付き合いでした。
最期を看取れたことは、らんさんが私たちに知らせてくれたおかげ。最期の瞬間、一人じゃなくてよかったのではないかと。大好きなダンナちゃんになでなでしてもらいながら、お月さまへと旅立ちました。
前日あたりから、ものすごい苦しみ様を見せられて、とても怖くて悲しくて、どうしていいかわからなくて。病院へ駆け込んだけど、今日がヤマだと言われ。その通りになってしまいました。もっと穏やかなうさぎさんなら、もっと違う対応ができたかもしれないとか、私にもっと勇気があれば、もっと早くに気づいてあげられたなどなど、後になって思うことが多いです。
でもこれがらんさんの生き方。私たちとの関係。悲しいけれど、それが現実。さらっとしてて、さわやかだったじゃない。潔いところもかっこいいじゃない。さりげなく優しさを感じさせてくれて。ありがとう。らんさん。忘れないよ、らんのすけのこと。
私が作詞作曲した「らんまるらんのすけ」の歌、一生忘れない。時々歌うよ。
息を引き取った後、お花を供えたり、棺の中を綺麗なお花でいっぱいにして、大好きなおやつを入れました。そのときの写真撮ったけど、ブログにはアップしないことにしました。安らかに。お月さまでの生活、エンジョイしてね。
<追記>2015年10月18日
らんさんとなのはっちのケージ。上がらんさんで下がなのはっち。らんさんは気性が激しいために、お散歩もご飯も、何でもなのはっちよりも先にしていました。それで少しでもストレスが緩和されるのならと。
お掃除のとき、らんのすけが怖かった(笑) あきらかに威嚇しているのがわかったから。こちらが躊躇しているのがわかると、益々攻撃態勢を強めていたから、私も意を決して(笑)すばやくらんさんの身体を持ち上げて、お散歩のサークルの中に入れたっけ・・・。毎日ドキドキしていました。