行橋市図書館所蔵の洋書レビューです。易しい英語の絵本をたくさん読んで、自然にゆるやかに英語を身につけることができる。それが洋書の多読の魅力です。「洋書なんて家にないわ」という方でも、図書館に行けばいろんな楽しい洋書に出会えると思います。お気に入りの1冊が見つかるとよいですね。
以下、図書館にある洋書4冊を紹介します。洋書選びの参考にどうぞ。
『Grandfather’s Pencil and the Room of Stories』
洋書のタイトルは『Grandfather’s Pencil and the Room of Stories』。日本語のタイトルは『おじいさんのえんぴつ』です。上の表紙画像は日本語版です。男の子が、夜におじいさんに手紙を書いて、ベッドに入って寝ようとしたとき、鉛筆がひとりでに動きだし、物語を書き綴り始めました。そうすると部屋の床やドアや紙も、自分たちの記憶を語り始めるのです。幻想的な世界ですが、好き嫌いが分かれる類の本かもしれません。
YL 2.0
総語数 770
『A Weekend with Wendell』
洋書のタイトルは『A Weekend with Wendell』。日本語訳の本を探しましたが、見つかりませんでした。ねずみのWendellが両親に連れられて、週末にいとこの家に一人で泊まることになりました。いとこのSophieは自分勝手でいたずらっ子のWendrellが嫌い。実はSophieの両親も、Wendrellには手を焼いていたのです。一日中ずっと一緒のSophieは憂鬱です。ところがあることで状況が一変していまいます。
YL 1.4
総語数 590
『The Bremen Band』
洋書のタイトルは『The Bremen Band』。日本語のタイトルは『ブレーメンのおんがくたい』です。有名な外国の昔話ですね。保育園の生活発表会や、子どもへの読み聞かせなどでご存知の方は多いかもしれません。私の子どもの保育園で、劇をしたので日本語版は読んだことはありませんでしたが、そんな話があることは知っているつもりでした。でも実は・・・動物たちはブレーメンへは行ってないということを、この本で知りました。劇ではブレーメンに行ったことになっていました(笑)
YL 0.8
総語数 330
『Curious George and the Firefighters』
洋書のタイトルは『Curious George and the Firefighters』。日本語のタイトルは『おさるのジョージしょうぼうしゃにのる』です。学校の子どもたちと一緒に、消防署の見学に参加したジョージと黄色い帽子のおじさん。ジョージはやっぱりじっとしていません。すぐにいろんなものに興味を持ち始め、火事の連絡が入り出動した消防車に、消防士たちに交じって乗り込んでしまいます。現場に到着してからも、ジョージは好き放題に行動します。でもいつも周りの人たちの温かさに助けられるのです。
YL 0.6
総語数 760