カタツムリ刑事?!

Kindle洋書、さっき読み終わった面白かったミステリーをご紹介します。子どもが読む洋書なので、ミステリーと言っても大人が読む本格ミステリーではありませんのでご注意を。

Bartley Janks, Snail Detective

洋書のタイトルは『Bartley Janks, Snail Detective』。これ、現在(2013年8月2日)300円になっていますが、私は0円でダウンロードしました。いつも無料の面白い洋書がないか、チェックしています。それも仕事なので。これはよかったです!このSnail・・・カタツムリ、名前はBartleyといいますが、刑事さんなんです。動きと言葉はノロイが、頭の回転は速い!!らしいです。これまでにいくつもの事件を解決に導いています。

今回は、ミツバチの巣から一夜にして蜂蜜を全部盗まれてしまった事件。どうやら犯人は・・・ナメクジぃ!?なんで蜂蜜なん?ナメクジがどうやってハチの巣に?という疑問が湧いてきます。ところでこの事件、Mollyという蛾が担当していたのです。しかし女王蜂からのプレッシャーと、事件解決の糸口がつかめず、投げ出しちゃったのですって。Mollyも優秀なんです。でもその彼女ですら投げ出す事件。

現場を見に行ったカタツムリのBartley。何かピンとくるものがあったのか?犯人が次の犯行予告のメモ書きを残していました。Bartleyは「犯行予告の日時までには戻る」と言い残し、どこかへ去って行きました。行った先はMollyの家。完全にいじけモードのMolly。二人は言葉を交わします。そのときのBartleyったら、そりゃもう・・・かっこええんですわ。

Bartleyのかっこいい言葉に傷心のMollyの心は動かされました。チームを組まず、いつも一人で事件解決にあたっていたBartleyが、今回はチームを組もうというのです。そして二人は事件の現場へと向かうのです。本当に犯人はナメクジなの?どうやって現れるの?犯行予告なんてしちゃって、相当自信あるの?蜂蜜って、いったい目的は何?いや、それよりもBartleyの戦略は?かわいらしく、そしてちょっぴり素敵なお話でした。