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ひな菊の人生
吉本ばななさんの『ひな菊の人生』を読んでみました。
幼なじみのダリアという女の子の夢をいつも見ているひな菊。夢がいつもと違う。胸騒ぎがするひな菊。ダリアはお母さんとともに、日本から遠く離れたブラジルに引っ越していってしまったのです。まだひな菊とダリアが子供だったころに。それから会うことのなかった二人。
でも心のどこかでつながっていたのでしょう。奈良美智さんのイラストが、いい雰囲気です。この本の表紙も描いています。こんなテイストのイラストが、小説のいたるところに登場します。心静に読めた本です。
最近寝る前に蒼天航路を読むのが日課になりました。面白くて、寝付くのが遅くなりました。布団に入るのは比較的早いのですが。次回は蒼天航路を記事にします。