寝る前に読み聞かせする絵本

毎晩、ぽこすけには3冊の本を読んでいるのです。寝る前に。1冊はぽこすけの本棚にある絵本から、自分で選んでくる。2冊目は、私の本棚から洋書絵本を、ぽこすけが選ぶ。3冊目は本屋さんで買った読み聞かせの分厚い本。2冊目だけ英語で、あとは全部日本語です。

決まった時間に絵本を読むというのは、とてもおすすめです。理由は長続きするからです。子どもは習慣的に繰り返す動作は、難なく続けます。それは大人も同じ。絵本の読み聞かせをしているけれど、「時間を決めずに好きなときに」としていると、気が付けば何にも読まない日が何日か続いたりすることは、多々あると思います。
読み聞かせの時間を決めておいて、さらに読みたいときにも読むという我が家のスタイルは、読み聞かせが長続きしている秘訣だと思います。子どもは習慣化したことは難なく続けます。それは大人も同じですね。

いいこいいこ

昨日は1冊目『いいこいいこ』。これは1歳児クラスのときに、保育園で購入したものです。3歳児が読むには易しすぎるのでしょうが、そんなの本人はお構いなしで、今見たい絵本を持ってきます。動物が泣いていて、「いいこいいこ」したら泣いていた顔がニコッと笑うのです。ぽこすけが「いいこいいこ」を泣いている動物にしてあげるのが、今お気に入りのようです。

Land of the Dinosaurs

2冊目の洋書絵本ですが、ぽこすけはやっぱりOxford Reading Treeの大ファン。「Kipperの絵本~」と言います。同じ本を連続して読みたがります。その通りにすることもあれば、違うお話を勧めてみることもあります。今はStage5-7辺りがお気に入りです。Magic Keyが光って、冒険が始まり非日常の世界へ連れて行ってくれるのです。ぽこすけはそれが大好きなんです。
洋書絵本の最近の私の読み聞かせ方は・・・
まず普通に英語で読む。次に日本語で説明する。この日本語ですが、「日本語訳」ではないです。もちろん日本語訳になってるところもありますが、基本、ぽこすけにストーリーがわかるような説明です。

何度も読んでいる絵本の場合、「次、どうなるのかな?」と聞いてみます。すると、ちゃーんと覚えているのです。すごいですよ。登場人物の気持ちなども、ちゃんと理解しているし、まずそうな食べ物を見たら、「食べたくない」というし、車のレースに勝ったら嬉しそうにしています。

昨日は『Land of the Dinosaurs』というお話を読みました。恐竜の名前までは覚えていなくとも、「これは怖い恐竜」「これはやさしい恐竜」というのはわかっています。小山になっているところに、男の子が登るシーンがあるのですが、ぽこすけはそれを見て、「違うよ、これ、恐竜よ」と言います。過去に2回ぐらい、それもかなり前に読んだだけなのに覚えているんですね。驚きです。ぽこすけの英単語のお気に入りはdragonflyです。普段は私が口にする英語をリピートはしないのですが、dragonflyだけは、なぜか私が口にしたら真似します。音が面白いのですかね。

多分もうわかっていると思われる言葉は、
Magic
Glow
Adventure。
これらはどのお話にも出てくるので、毎晩聞いているから。

昨日はChipという男の子が、恐竜の赤ちゃんを救おうとして、危険を冒して助けた妹のBiffに怒るシーンがありました。そのときに怒っている表情のChipを指して、ぽこすけに「なんでChip、怒っているのかな?」と聞いてみました。さすがに言葉にはできないみたいで黙っていました。わかっているのかもしれないし、わからないのかもしれません。私がぽこすけに、ChipはBiffに危ないから怒ったんだよ。あんな大きな恐竜だから、食べられてしまうかもしれないでしょう?というと、納得していました。

ママおはなしよんで 幼子に聞かせたいおやすみまえの365話

読むほうも、反応があってとても楽しいです。そしていつも最後に読むのは、『幼子に効かせたい おやすみまえの365話』。本屋さんで衝動買いした本です。ある程度大きくなっても使える読みきかせの本。世界の有名な話が、あらすじ程度でもいいから、短時間で(子供があきない間に)読み終えられる本。そういうのを探していました。この手の読み聞かせの本は、いろいろありました。私は日本の話も外国の話も読みたかったし、ある程度お話の内容が犠牲になってもいいから、短くまとめられたものにしました。

まだ小さい子どもがじっとお話を聞いていられる時間は短いですし、長い話を何日にもわたって読むのも小さいうちはきついと思ったから。それにたくさんのお話を知って、気に入ったお話が省略せずに書かれた本を買いなおす方がいいなと思いました。その頃はぽこすけに選択権は移動しているでしょう。

もう今は必ず3冊読まなくちゃ、寝てくれません。後は時間があるときに、ひざの上で絵本を読みきかせするのも大好きなんです。このまま本が好きな子になってくれたらな、と思います。大きくなっても、昔あの本読んだよね~なんていう話をしたいなぁ・・・