子育て期の必読書 しつけと体罰

しつけと体罰

なんだか怖そうな、面白くなさそうなタイトルですが、これすごくいいです。分かりやすくてすぐに実践できそう。具体的にどうしたらいいかが書かれています。

この本は2週間に一度、うちに訪問してくださっている助産師さんに教えてもらいました。

すごくいいこと書いてある育児書があったとしても、じゃあ実際具体的にどうすればいいの?ということ、ありませんか。この本はそういう気持ちにはさせられませんでした。

しつけって何だと思いますか? 挨拶ができるとか礼儀をわきまえてるとかお行儀がいいとか? 著者の言うしつけとは、子供が自立できるのをガイドすることです。

体罰とは子どもに恐怖感を与えることです。子どもは恐怖からその問題の言動をやめるだけで、外(他者)からのコントロールなんですね。子どもは怖いから、痛いから止めるだけで、体罰から受けるメッセージとは、こんなとき暴力を使って表現すればいいんだ、ということだけです。

体罰を加えるのではなく、問題行動をする子どもの本当の原因を理解してあげて、ある年齢になったら、自分で解決方法を選ばせて、あるいは考えさせてあげることがいいそうです。そうやって外から(他者から)コントロールされるのではなく、自らが自らをコントロールできるようガイドしてあげること、これが自立させるということみたいです。

著者は体罰は百害あって一利なし、と言い切っています。

そのわけとは? 具体的にはどうしたらいの? 気になる方は、ぜひこの本を手にとってご覧になってみてください! 目からうろこがぼろぼろ取れていくかもしれませんよ~^^