ニジマス釣りに、日田市「上津江フィッシングパーク」へ

8月最後の日曜日、家族でニジマス釣りへ出かけました。向かったのは大分県日田市にある「上津江フィッシングパーク」。
とてもよいお天気に恵まれました。けど、暑かった><;

上津江フィッシングパークへ向かうまで

行橋市からはおよそ2時間半ぐらいで行ける距離。朝のルーティンを家族3人で手早く済ませ、8時に出発。
車が少なかったので、2時間ちょっとで到着しました。途中、トイレ休憩をしました。
その時にちらっと見かけた有名人。

「釣りよか」に遭遇

私はほとんど知らないのですが、ダンナちゃんとぽこすけはYouTubeで「釣りよか」という佐賀の人達が配信している釣り番組の大ファン。なんとそのメンバーの一人を見かけたというのです。

でもそのトーンがあまりにも普通と変わらない。「あ、今『むねお』がおった。」とダンナちゃん。私の感覚では、自分がいつも見ているYouTuberを見かけたら、もっと興奮していいと思うのですが。

それを聞いたぽこすけも「ふーん」というだけ。ななな、なんでや~。

その後また車で目的地へ向かっていたら、釣りよかの一行に再度遭遇。そのときもお二人さん、落ち着いた様子でした。
私ならもう、車を止めますがね。
全くいつもと変わらぬ二人を見た途端、悟りましたよ。自分がいかにミーハーであるかを(笑)

上津江フィッシングパーク到着

看板を頼りにズンズン山の中へ入っていくと、受付がありました。駐車場には車が10数台。

受付に行くと、今満員なので待たねばならないとのこと。待ち時間はおよそ1時間とのことでした。電話で呼び出したりはしてもらえず受付から呼ぶだけなので、あまり遠くへは行かないようにいわれました。

日陰はあるにはあるのですが、1時間もこの暑さの中、上手く時間潰せるかな~と思ったら意外と早く呼ばれました。全く退屈することなく、当たりを散策している間に順番が来ました。

釣り男子、初めてのニジマス釣り

わが家の釣り男子二人(パパ&ぽこすけ)、ニジマス釣りは初めて。私は子どもの頃、祖母の家に行った時に高千穂で経験済み。記憶にはないけれど。その後ニジマスを食べて、めちゃくちゃ美味しいと思った記憶だけはある(笑)

川が上流から等間隔ぐらいに石で区切られていて、一区画を1グループに割り当てられます。係の方が場所を指定します。その区画に入ってすぐ、ニジマス1Kg分を放流してくれます。竿はレンタル、釣った後に魚を入れる網も貸出されます。餌はイクラ。持ち帰る際にニジマスを入れるクーラーボックスなどは持参する必要があります。

今回のニジマス釣りにかかった費用は、3人で合計3,570円。内訳はニジマス1Kg放流2770円。竿は1本100円×3、入場料は一人100円×3、餌代が200円でした。

区画について、係の方がバケツに入れたニジマスを放流するのを見て、すぐに針に餌のイクラをつけて釣り始めました。
そこでびっくりしたのが、イクラが水に入った瞬間、今放流されたばかりのニジマスが争うようにイクラに突進してきたこと。糸を垂らした瞬間に釣れる。あっけないくらいに。

川の水が冷たい!

釣り男子二人は太陽が照り付け、イクラが蒸しあがりそうになる気温の中、釣りを楽しんでいました。私は1匹釣ったら満足して、その後は暑かったので日陰の場所へ移り、冷たくて長くは浸けていられないほどの川の水に足を浸して涼んでいました。優雅に足を渓流につけながら、この記事を書きはじめていました。うふふ・・・こういうときって幸せ。

外気温がこんなに高いのに、なんと川の水の冷たいことか!本当に不思議に感じるほど冷たかったです。これは泳ぐと唇が紫色になるだろうな・・・。

ニジマス釣りはMAX2時間で交替

釣りの制限時間は2時間。釣り始めは糸を垂らした途端に魚が食いつくのですが、あっという間にあたりがなくなり、魚の姿も見えなくなります。きっと放流した分、全部釣っちゃったってことでしょうね(^^;
おそらく2時間の制限時間めいっぱい釣る人はいないんじゃないだろうか。だからあんなに早く順番がまわってきたんだと思います。

ニジマス釣りの成果

私たちは2時間すべてを使いきりました。ぽこすけが全然帰りたがらない。最後の最後に1匹釣ったのもぽこすけ。粘り勝ち。もしかしたら、上流から流れてきたどこかの区画に放たれたニジマスだったのでは?

さて、私たちが釣ったのはニジマス7匹!何匹放流してくれたかは、数えていなかったのでわかりません。ニジマス1Kg分だから、6匹前後だと思います。

釣った7匹のうち6匹は釣り開始から30分~1時間程度で釣れてしまいました。残りの1時間、パパとぽこすけが粘りに粘り、ぽこすけが最後の1匹を2時間の制限時間直前ぐらいに釣り上げました。

釣った魚は受付まで持っていくと、お腹を出してくれます。自分たちで出すのかと思ったら、全部してくれるのです。その様子を見ていたのですが、名人よ!あっという間に口から内臓をペロッと出して、水で綺麗に洗って終わり。お腹は切りません。

ちょっと離れたところで焼いてくれる場所があるのだそうですが、そのまま持って帰りました。
ダンナちゃんの実家へ寄って、お裾分けしてから帰宅。

釣りたて新鮮ニジマスのお味は?

帰宅してニジマスに塩をして、グリルで焼きました。新鮮なニジマス、美味しくないわけないですね!
激ウマでした。ニジマスは英語でRainbow Trout。マスの仲間だけに、釣ったニジマスには身がピンク色の個体がいました。
どうしてピンク色になるかというと、エビなどの甲殻類を捕食するからです。甲殻類にはカロチノイドの一種であるアスタキサンチンが含まれ、これが赤い色をしているのですね。筋肉がアスタキサンチンの色に染まっているから、身がピンク色になるのだそう。

私たちが釣った7匹のうち自宅に持ち帰った5匹中、身がピンクだったのは1匹だけ。白身とピンク色の身、お味はどう違うかというと、私たちの味覚では白身のほうが美味しかったです。
白身のほうが身がしっとりで、ピンク色の身はややパサついた食感でした。ピンクだからパサついていたのか、その個体の身がパサついていたのかは不明です。ピンクは1匹しかいなかったので、その1匹の身を食べてみた感想です。

それにしても、どうして身がピンク色なのと白色なのがいるのだろうと思ってさらに調べて見ると、海へ出たニジマスはエビをたくさん食べているらしく、ピンク色になっていることが多いらしいです。そして海にまで出るのは、オスよりもメスが多いそうなので、ピンク色の身の個体はメスの可能性が高いっていうことかもしれませんね。

久々のニジマス。とても美味しかったので、またニジマス釣りに行きたいな~。いや、食べるだけでもいいな~なんて思っています。

お蕎麦とわさびソフトクリーム

おまけ情報です。
ニジマス釣りを終えて、近くの「道の駅 せせらぎ郷かみつえ」でお昼ご飯を食べました。

私はお肉と椎茸が食べたかったので、ミックスそばを注文。大正解。椎茸の香りがとっても良かったです。丸ごと入ってたら最高だったけど、スライスでした。スライスでも十分美味しかったです。

お昼ご飯前から気になっていた「わさびソフトクリーム」。食後のデザートにいただきました。写真の左側がわさび、右側がバニラです。色の違い、微妙にわかるでしょうか。
わさびソフトの味ですが、食べてすぐは甘いだけ。そのうちにじわりじわりとわさびの風味を感じます。パクパク食べていると、もっとわさびの風味がわかるようになります。鼻に抜けるような辛さはないですが、口の中が少しピリピリしました。
わさびソフトクリームって見たことないから、食べて良かったです。面白い味なので、上津江に行ったら食べるべきものの一つだと思います!

帰り道、空に不思議な雲が・・・。