11月8日(金)のことですが、行橋市で絵本作家高畠純さんの講演会がありました。
予習なしで臨んだ絵本作家講演会
正直なところ、高畠さんは存じ上げませんでした。でも、図書館の館長さんのおすすめで、聞きに行くことにしたのです。講演を聞く前に、1冊ぐらい著書を読むべきだとも思いましたが、近頃何かと多忙にしていまして、無理に読むこともないかと思い直し、結局予備知識ゼロでこの日を迎えました。予備知識ゼロでも、全く問題なしでした。贅沢なことに、ご本人の朗読により絵本を見ることもできました。
それにホワイトボードにササッと絵をお描きになるのですが、それもまた、一つ一つに味がある。イラストも、ストーリーもお描きになるのですが、中にはイラストだけ描かれている絵本もあるのです。
イラストだけ描かれている絵本で、面白かったのは「だじゃれシリーズ」。たとえばこんなの。
だじゃれどうぶつえん
絵本のタイトルは『だじゃれどうぶつえん』。
知っているのに描けない
1冊まるごと、スクリーンにでっかく移しながら、高畠さんが読んでくださるのです。だじゃれシリーズ、面白かったです。うまいだじゃれが、わんさかわんさか~
何冊か朗読を聞いた後、私たち自身がイラストを書く時間もあったのです。雲の絵を描いたり、花の絵を描いたり。この辺りはカンタンでしたが、だんだん難しくなってきます。ゾウの絵を描いてと言われ、描きました。その後、ゾウらしく見せるためにはこう描いたらいいというワンポイントアドバイス的なお話がありました。同じように犬を描いたり、一番難しかったのは、最後のシマウマ。縞模様がわからない。シマウマって知っているのに、描けないのです。知っているのとできるのとは違うってことですね。
今回、高畠さんの講演会に行って、ちょっとしたひらめきがありました。それは・・・具体的には書きませんが、将来私も創作をしてみたいと思いました。それも国内に限らず、世界中に発信できる方法で。語を使って、自分らしさ、そして日本人であることの特徴を生かした創作。自分にしかできないモノを、作ってみたいと思ったのでした。
何か日常と違う場にいると、そういう普段思いつかないひらめきに出会うものですね近い将来、また新しい世界を持てそうです。