2006 夏・長崎から FINAL

さださんが1987年から始めた「夏・長崎から」コンサート、ついに2006年に最終回を迎えました。まだ一度も行ったことがなかったので、行ってきました!憧れの長崎。コンサート。素敵な旅でした。なおこの記事は、自分のための記録として残しておこうと思ったので、写真などは掲載せずに文章のみとなってしまいました。ご了承ください。

長崎へ 江山楼での感動

8月5日(土)朝から長崎に向けて出発しました。お昼前に長崎空港に到着。お昼ごはんは2泊するホテルの近くにある中華街でとりました。

そこがなんと、今回のコンサートのスポンサーになっているお店でした。何も知らなかったのでびっくり。前夜祭ということで、さだ企画が夜から宴会の予約を入れていました。

お昼はちゃんぽんと東坡肉(トンポウロウ)を注文しました。もうめちゃうまでしたわ。ちゃんぽんは、今までの人生で食べたちゃんぽんの中で一番おいしかった~。それにここのお店の東坡肉(トンポウロウ)って何よ?豚の角煮がすごく大きいし、めっちゃやわらかいし。また行きたいお店です。

長崎観光も

その後眼鏡橋や寺町あたりをぶらぶらしながら、竜馬資料館に行きました。坂が殺人的でかなりきつかった~。かんかん照りでしょ。途中で休んでる人もいました。亀山社中跡にも行ってみたけど、今年の3月(だったかな)で閉館になっていました。残念。

竜馬資料館では、熱く語るおじさんがいて、見に来ているお客さんも竜馬が好きな人みたいで、熱心に話を聞いていました。もちろん武田鉄也さんの色紙が飾ってありました。その横にいとしのまっさんの色紙もありました。

夕方からグラバー園に行きました。ライトアップされてきれいでした。途中のお土産やさんでカステラを買ったのですが、そこのお兄さんが素敵な人でした。そのお兄さんは新製品の開発から製造そして販売と、全てにかかわっていて、仕事を愛しているようでした。カステラを熱く語ってくれました。「清風堂」というお店です。グラバー園に行くことがあったら、ぜひお立ち寄りください。

稲佐山へ!夏・長崎から FINAL

翌日、朝から稲佐山へ向けて出発。4時半からのコンサート会場です。10時前につくと、もうすでに何千人の人が列を作っていました。私たちもその列に並びました。強い日差しにくらくらしながら、6時間半。ついに始まりましたよ~。いつものように、「長崎小夜曲」でオープニング。つづいて玲子さん(まっさんの妹)が歌います。もうそこで感極まって涙してしまいました。

続いてチキンガーリックステーキ登場。あぁ、やっぱり素敵だわ~。さわやかなハーモニーが稲佐山に響き渡り、とっても幸せな気持ちになりました。

今回がファイナルということもあり、例年よりたくさんの人が詰め掛けていて、会場に入りきれずに山の上のほうから見ている人もたくさんいました。入場者数はわからないと言っていました。いつもだと2万5千人ぐらいらしいのですが、今年は3万人近くいったのではないでしょうか。

ゲストも豪華な顔ぶれで、すごく楽しかったです。4時半から始まったコンサート、10時に終わりました。かなり長時間だったにもかかわらず、あっという間に終わった気がしました。

予定通り、「がんばらんば」をみんなで踊りました。アンコールがあって、2回も踊っちゃいました。すごく楽しかった。まっさんは息切れしてましたけど。ラストは涙でお別れかな、と思っていたら、別にこれが最後じゃないから、というまっさんの言葉に、「ま、それもそうだな」って思ったら、涙は出ませんでした。

それにこのコンサートのアンコールとして、来年8月9日に広島でコンサートをやるゾ!と言ってくれたので、大いに盛り上がったのでした~。広島に原爆が落とされた日に、長崎から平和を思い歌ってきた。だから今度は長崎に原爆が落とされた日に、広島から平和を思って歌をうたう。これで完結。もちろん来年も参加です!!

平和について考えてみた

このコンサートでまっさんが伝えてくれたこと、「大切な人の笑顔を守るために自分にできることは何かを考えてみよう」。これが全ての原点かもしれないと思いました。世界平和を願うけど、じゃあ私は何をすればいいのか。私個人ができること、それは身近な大切な人を守ることかもしれない。

それを広げていくと、世界中の人を大切にできる。そうしたら、争いはなくなるのかもしれない。世界中の人が争いや憎しみを手放せる日が来ることを願って、まず自分の中の負の感情を手放してみようかと思います。

さよなら長崎!また来るね

次の日は、朝遅めにホテルをチェックアウトして、孔子廟と平和公園に行きました。孔子廟の博物館はかなり充実していました。中国の歴史が好きな人は大満足なのではないでしょうか。平和公園はちょっとしかいられませんでした。お昼をその近くでとろうと思っていたら、タクシーの運転手さんが、2時半の飛行機で帰るんだったら、中華街まで戻ったほうがいいよといったので、またまたはじめにいたところに戻り、お勧めのお店で皿うどんを注文しました。うーん、こちらはいまいちだったかな~。コンサート後、夜中に食べたバーミヤンの皿うどんのほうがおいちかったような・・・笑