多読・多聴・シャドーイング最速ガイド

多読・多聴・シャドーイング最速ガイド―暗記も辞書も不要!英語力アップ!!

本のタイトルは『多読・多聴・シャドーイング最速ガイド』。これ、すっごくいいです!これから多読・多聴・シャドーイングを始めたいという方に、超オススメです。

まず多読とは「やさしい英語の本から、辞書を使わないでたくさんたくさん読むこと」です。自分のペースで無理なくレベルアップしていきます。

多聴とは「多読に使うようなやさしい本の朗読などを、たくさんたくさん聴くこと」です。こちらも自分のペースでレベルアップしていきます。

シャドーイングとは「何も見ずに英語の音声を聞いて、聞こえたままを1-2秒遅れて声に出すこと」です。やり方のコツは、意味を考えないこと。うまくいかない場合には、聞いていて速すぎて何を言ってるかわからないぐらいのものをシャドーイングしてみること。するとコツがわかってきます。

この本の話に戻りますが、CDが2枚ついています。英語音声が12時間30分も!!

どんな英語音声が入っているかというと、イギリスの小学校で副読本や教科書として読まれている、日常生活を生き生きと描いたかわいらしい物語。オックスフォード・ブックワームスやペンギン・リーダースのような、大人向けの英語学習者向けに簡単な表現で書かれた本など。

始めのほうはとても簡単でゆっくりの音声。無理なく聞けるはず。本に文章も載っているので、読みたければ読むこともできます。

「ながらシャドーイング」に最適

私は音声をipodに入れました。最近「ながらシャドーイング」(私が命名)していないので、存分に楽しもうと思います。「ながらシャドーイング」とは、何かしながら口を動かすのです。たとえば料理をしながら、洗濯物干しながら、洗い物しながら、メークしながら、お掃除しながらなどなど。どんなに忙しくても、案外できる時間はいっぱいあるのですよ。

ながらシャドーイングのいいところは、音声に集中しないでいられること。意味を考えなくてすみます。

シャドーイングの効果

シャドーイングをして何がいいのというと、ずばり発音の矯正です。

私はこれでかなり発音がよくなったといわれました。もう2年以上前になるかなぁ・・・。多聴多読マガジンVol.3に、酒井先生のシャドーイング教室の生徒の一人として参加してました。CDがついていて、私のシャドーイング音声が収録されています。
(すみません、この本はもうAmazonにもなかったです・・・)その雑誌に、私の音声はシャドーイングを本格的に始める前、始めた後の音声が入っています。多分劇的に変わっているのがわかると思います。その変化は確かわずか1ヶ月ほどで現れたと思います。

今は当然、もっとうまくなってますけどね。イヒヒ・・・。

多読をすることで、英語を前から読んでわかるようになります。すると不思議とリスニング力もアップしました。訳さないで英文を語順通りに理解するようになるからですね、きっと。

シャドーイングで自分もそれなりの発音ができるようになったら、これもまた聞きとりやすくなるんですね。自分で発せない音って、聞き取りにくいですからね。

どーですか?やってみませんか?すぐに始めるのもよし。来月は新年ですから、年の初めの目標に英語というのもよし。

私からのメッセージ「がんばっちゃダメですよ~」