女性の身体に優しい椅子を求めて

先日、デスクを買いましたが、今度はチェアです。

この記事の最後に、このチェアを4年使った感想を加筆しました。(2016年9月19日)

仕事チェアは身体のことを考えたい

今は家のダイニングテーブルが私の仕事机。さすがに毎日パソコンにへばりついて仕事をしていると、肩や首、腰のコリが半端じゃない。おまけにずっと座っていると、おしりも痛くなるし。足もダルダル。

というわけで、体によさそうなチェアを探していました。よさそうなものはお高いのですね。アーロンチェアなんて、10万円超えてるじゃありませんか!

デスクが高かったので、ちょっとそれはきつすぎる、というか無理。それに、そういう体によさそうなエルゴノミクス系のチェアのレビューを見ていると、圧倒的に男性が多い。

ずっとずっと機能的にも価格的にも納得できる商品を探し続けていましたが、見つかりません。そしてレビューが男性ばかり目立つということが、どうもひっかかる。何にひっかかってるのかというと、私は女性。果たして男性のレビューを参考にしていいものか。

探し物が見つからないときには視点を変えてみる

そうして検索キーワードを変えた途端に、ビビビッとくるチェアに出会えました。そこには私が疑問を持ち始めていたことに対する答えがはっきりと書かれてありました。

これが私の探していたものだ!と思いました。いつも何か買うときの私のくせは、物を買うと決める人の心理について考えることです。今回の私の買い物で、また勉強になりました。

自分が何かを売るとき、または人に納得してもらうには、相手が何に困っていて、何を知りたいと思っているか。お客さん自信が何を知りたいのかがわからないこともあるでしょう。そういうとき、いったい人はどんな行動をとるのか。

何かを買うときの自分の心の動きを見てみると、なんだか面白いです。視点を変えると、答えが見つかったということもまた面白いと思いました。

女性の身体のことを考えたチェア

cassico

今回私が購入したチェアはイトーキのCassico(カシコ)というチェア。女性のために考え抜かれた椅子だとか。結構しっかりと説明が書かれています。

色もたくさんの中から選べ、しかも女性好みの色ぞろい。チェアの足の色も選べるし、キャスターはウレタンキャスターも選べ、フローリングを傷つける心配は無用。アウターシェルといって、背中や座る部分を支える部分が樹脂とレザーの2種類から選べます。必要と好みに応じて注文できるのです。

いい!でも値段が高い!!高すぎる・・・。しかしですね。いろいろなショップを見ましたが、アウターシェルをレザーにするのであれば、激安なショップを見つけました。結局樹脂で安くなっているもので妥協できずに、レザーにしました。ここのショップでは、樹脂とレザーの値段が変わらなかったので。送料も無料です。

そのショップはlinkこちらです。購入をご検討の方は覗いてみられてはいかがでしょうか。

4年使ってみた感想

丁度古い生地の編集をしていました。この記事を見て、4年と4ヶ月このチェアを使っているので、感想を加筆してみようと思います。

まずおしりが長時間座っても、他のチェアほど痛くはなりません!背もたれも背中に気持ちよくフィットします。

私は昼間のほとんどの時間をパソコンの前で過ごし、何時間も座りっぱなしのことが多いのです。そうするとおしりは痛くなくても太もも辺りが圧迫されて痛くなるのです。そんなときは、「サーキュシート」という構造になっているので助かります。どういうものかというと、座面の裏にレバーがあって、そこを下に下げると座面の中央から先の部分が下に折れるようになっています。

そうすると圧迫されていた太もも部分の座面が折れて少し下がるので、圧迫されていた部分が解放されます。足のむくみ軽減の機能だそうです。

4年使うと座面など、さぞかし使用感がでるだろうと思っていましたが、ほとんど傷みはわかりません。高価なチェアだけあって、安価な材料は使っていないようです。痛みといえるのは、アウターシェルのレザーが知らないうちに一部はげてしまっているぐらい。5mm四方ぐらいの面積です。多分何か硬いものを引っ掛けたと思われます。

すわり心地は大変満足していますし、見た目も安っぽくないのでとても気に入っています。