読書家になるには? 本を読まなかった子ども時代

こんにちは。本のことが中心のブログなんかやっちゃってて、ブクログもやっちゃってて(休止中だったのを数日前にまた再開)おまけに出版もしちゃってて、さぞかし読書家なのだろうという印象を持たれているのかも。
今は結構本好きですね。好きな場所のトップ3に本屋さんが入るかも。けれども実は読書家ではありません。
読書は好きですが、本を読むようになってからまだ10年も経っていません。

思い出の絵本なんてない 好きな絵本もなかった

それまではホントに活字を読まない人でした。苦手だったのです。字を読むのが。本を1冊読破できたことが、人生でそれほどもなかったといったら、驚きですか?
絵本ですら読んだ記憶がほとんどなくて、「好きだった絵本は?」と言われても・・・「ない」。
今は好きな絵本、いっぱいありますけどね。

ぐりとぐらとか、多くの人が「なつかし~♪」とおっしゃいますが、私は読んだことなかったです。児童文学なんかもまるっきり読んだことなかったです。
大草原の小さな家とか、赤毛のアンとか、小公女とか、テレビですら見たことないですしね。秘密の花園とか、トムソーヤとかも読んだことなかったです。
もう恥ずかしいぐらいに名作といわれる作品、何にも読んでいませんね(汗)。

大人になってから英語の絵本・児童書を読み始めた

大人になってから(しかも数年以内のこと)、名作児童文学を原書(英語)で読むようになりました。んでみて思うのは、やっぱり名作とされているだけはありますね。面白いし、時代を感じさせない人の根本的な部分を描いているような。時代背景はもちろん今とは違いますが、そういう古さを感じさせない作品が多い気がします。まだ(作品が)生きているという感じがします。

子どものころから活字を読まなかったせいか、字を読むのが非常に非常に遅かったのです。なんせ1冊読み通す前に力尽きたり、興味を失ったりしていたものですから。
当然、洋書を読み始めた頃、読むのが遅かったです。ハンパないほどに!!今はずいぶん人並みになったのかもしれません。

英語を読む速さは、平均の日本人よりはずっと速いと思いますし、ちょっと英語得意よという人よりも速いと思います。速読に長けてる人よりは遅いと思いますけど。
多分、洋書1500冊以上、記録していないのも含めるともっとあると思うのですけど、それだけ読んでいると、読書家と思われるのかな~と、ふと思ったので記事にしてみただけです。
私は読書家ではなかったけど、今は本が大好きです。ものすごい本好きの人にはかないませんが、そこそこ読めるようになったのは、英語のおかげです。

英語が日本語を読むスピードをあげてくれた

日本語も、英語に引っ張られて読むスピードが上がりました。もしも英語の多読に興味がある人で、本を読むのがそんなに得意ではないために躊躇している人がいたら、この記事が励みになったら嬉しいです。
本を読まずに過ごした子ども時代。過ぎた時間を取り戻すことはできません。でも「読もう」と思ったのなら、その時から始めたらいいじゃないですか。
明日から、というのではなく、もうすぐに始めるのです。なんでもいいのです。始めの一歩が踏み出せるかどうかが大事です。

やりたいと思ったら、とにかくやってみる

当時私は作品の良しあしは当然わからなかったので、始めは手当たり次第読んでいました。そうするうちに読みたい本との出会いがあります。すごくワクワクする出会いです。
好きなジャンルなんてわからなくていいのです。私もなかったし、そもそも何が好きかもわからなかったのだし。そんなもんです。
とにかく行動。やってみないとわからないことって多いですからね。

私が英語というか、洋書の仕事を始める動機になった一つの想いがあります。それは「もっと本屋さんに洋書をたくさん置いて欲しい!!」。
こんなもんですよ(笑)。ちっぽけな想いです。
もっと洋書を読む人が増えたら、書店も洋書の品数を増やすでしょ、と思ったのです。すごい単純でしょ。わはは。
ネットで何でも手に入れられるやん、という突っ込みはナシで。
書店に行って、現物が並んでいるのを見るのが楽しいのです。