子どもの英語教育で感じたこと

市の子ども英語レッスンに行ってきました。

この前の土曜日は、行橋市がやっている「Let’s Enjoy English」という英語レッスンがありました。国際交流員のシェリルさんが先生です。(写真左)

月に1回ペース、全4回のコースで、この日が最終日でした。

レッスン最終日なので、記念撮影を

初めに担当していたアシスタントの先生が、都合悪くてこの日は初めて見るきれいな先生がいらっしゃいました。(写真右)
レッスンにもかなり慣れてきた様子のぽこすけ。最後に記念撮影をしました。ぽこすけ、きれいなお姉さんに挟まれてえぇ顔してます。まんざらでもないという顔つき。

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実際にやってみないとわからなかったこと

このレッスン、実はまた4月からスタートします。内容はあまり変わらないと思いますが、また参加しようかなと思っています。こういうのに参加するようになって、わかったことがあります。

ぽこすけの変化、成長

まず、ぽこすけの変化というか、成長から書きます。

はじめは英語のレッスンを嫌がった

初めてこういう場に行ったのは、2年ぐらい前だったと思います。行橋で初めて子ども向けの英語レッスンが開催されたときのこと。ものすごく嫌がっていました。「英語わからないから嫌。」というのが理由。意味がわからないのが、すごく嫌だったそうです。当時ぽこすけは3歳。生まれたときから、絵本の読み聞かせや歌を聞かせていてもそうでした。

まだ日本語の発達も気になる時期

言葉の発達が遅いこともあり、あまり積極的に英語に関わらせることを控えていたせいもあります。語りかけはほとんどせず、読み聞かせや歌の聞き流しをしていただけでした。私自身、子どもに一生懸命英語を覚えさせる気もなかったのです。親を見て、自然になんとな~く洋書に手が伸びてくれたらそれでいいくらいの意識でした。

次に一年前の行橋の英語レッスンも、初めてのときとそう変わりませんでした。4歳の時です。初めてのときと違ったのは、気分次第では楽しめるようになったこと。でもほとんどは恥ずかしがって、暴れるだけみたいな感じ。

今回の応募ははっきり言って迷いました。だからぽこすけに聞いてみました。「英語、行く?」と。すると「行きたい」というので、応募してみました。

お友達に負けたくないという気持ちから始まった

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レッスンに行ってみると、恥ずかしがるのは以前と変わらないのだけど、一緒にレッスンを受けているお友だちに負けたくないという意識が芽生えたみたい。これが実は、やっかいだったのです。他の子が先に答えたら、あきらかに怒るぽこすけ。怒るし半泣きになるし、暴れるし。イライラを押さえるのに必死のママ。

競争心をあおるのではなく、好奇心の芽生えへと誘導してみる

どうにかしてこの競争心をいい方に伸ばせないかと考え、「今度の英語でさ、一番になれるように、お家でお勉強してみる?するんだったらママも一緒にするよというと、「やるやる~」という返事。それで始まった、幼稚園向けの英語ワークブック。
日本人の幼稚園児ではなく、英語ネイティブ用です。

このワークブックをしている様子を書いたブログ記事があります。link 遊びながら学ぶ

これをやり始めて、あきらかにアルファベットや英単語に感心持ち始めて、どんどん覚え始めました。これとは別に、普段の何気ない会話の中でも、レッスンでやったことや、これから先やるかな~と思えるような言葉を意識的に会話の中に入れたり、ゲーム感覚で遊んだりしました。

大人も子どもも同じ 褒められたら嬉しいやん

「覚えなさい」とは言いません、絶対に。覚えてしまうほど、繰り返せばいいだけです。楽しくやることだけを考えています。それでかなり単語も覚えて、挨拶も覚えて、それを話したり先生の質問に答えられるのがかなり嬉しいみたい。するとまた次のレッスンが楽しくなるみたいです。

4月からのレッスンもぽこすけが行きたいというので、申し込みました。多いと抽選になるので、行けるかどうかはまだわかりません。私は子どもに競争心をあおるのは好きではありませんが、親がうまく穏やかな方向に誘導してみるといいかも。

子どもの英語レッスンを受けて思ったこと

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かなり長くなりましたが、子どもの英語レッスンに行ってわかったことは、レッスンに行っているから英語を覚えるのではないということです。そこは楽しみ、刺激を受ける場であり、英語を覚えるのは家庭であるということ。日々の生活の中にある英語に触れて、自然に覚えていくのだと思いました。日常の中で覚えた英語を、レッスンで表現してみる。すると先生に褒められたり、何らかの反応が返ってくるのが楽しい。これがまた家で英語を楽しく続ける力になる。レッスンに期待することは英語力を伸ばすことではないのですね。普段の生活の中で覚えた英語を使って「楽しめる場」を期待するのが本当なのだな~と感じました。