大人だから「読める」絵本がある・・・

あっついですね。ここ行橋(福岡県)は、何日かずっと曇り空と雨が続いております。それにしても暑い。蒸し暑い。こんな暑さの中、図書館に入ると 涼しい~~(喜)快適な中で読書もええもんです。

始まります「大人も楽しむ絵本」特設コーナー

さて、行橋市図書館では、8月16日から9月29日の間、『大人も楽しむ絵本』というミニ特設コーナーが設置されます。行橋市図書館の副館長さんが担当されるそうで、僭越ながら私もちょこっとお手伝いさせていただきました。

ポスターをね・・・作ったのよ。ずっとずっと周りからデザインセンスがないということは言われていたにも関わらず、依頼を受ける私もどうかと思いますが、行橋市図書館、それから副館長さんにはいつも大変お世話になっていますから、何か恩返しをと思った次第で・・・(←だんだん声が小さなってるぞ~ 笑)

言い訳 前置きはこのくらいにして、ポスターの印刷が出来上がったと聞き、先日見に行ってきました。これよ。

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「人生に3度の絵本」

「人生に3度絵本」という言葉は、その通りだと私も思います。
幼い時、大人が読んでくれる。
大人になったとき、子ども達へ読み聞かせてあげる。
歳を重ね、人生に重みが増してから、ふと手に取って読んでみる。孫への読み聞かせもあるでしょう。

同じ絵本であっても、いつ読むかによっていろいろな感じ方がある。心のこもった絵と、短い文章に込められた思い。それらは読み手の心に響いて、その人独自の音色を奏でると思うのです。子ども向けに書かれている絵本ではありますが、物語が凝縮された作品は、読み手の人生経験や人間力というか、心の広さや深さがあればあるほど、深い読み方ができます。

だから大人が読んでも感動する。

私は絵本をあまり読まない子どもでした。今は小さな子どもがいるのでよく読みますが、私がそもそも絵本の虜になったきっかけは洋書でした。英語で書かれた絵本を読み始めたことがきっかけです。
幾度も感動の涙を流しました。絵本によって、感性も多少なりとも磨かれた気がします。
子どもの感性は成熟しきった大人とはまた違い、度胆を抜かれることしばしば。
一緒に読むとそういう楽しみもありますね。

大人が一人で読むおすすめの絵本が、下記期間中、コーナーに多数展示されていると思います。

8月16日から9月29日まで 行橋市図書館内にて開催です。お近くまでお越しの際は、ぜひお立ち寄りください♪

おまけのコーナー

いつもお世話になっている副館長さんとポスター。

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「大人も楽しむ絵本」コーナーの紹介

副館長さんより、「大人も楽しむ絵本」ミニ特設コーナーについて、ご紹介いただきましょう。

<以下副館長さんからのメール引用>
大人にとって絵本を読むこととは?

絵本の豊かな世界は、
生きることをいかに、
深くといかけるのか。
人生の経験を経た大人だからこそ
発見できる絵本の読み方をわかりやすく説き、
現代人の心の糧を探す。

柳田邦男著、『砂漠でみつけた1冊の絵本』より引用。
展示している絵本は貸出可能です。

<メール引用ここまで>

とのことです。いつもありがとうございます!!