英語は逆から学べ! 最新の脳科学でわかった!世界一簡単な外国語勉強法

英語は逆から学べ!~最新の脳科学でわかった!世界一簡単な外国語勉強法

タイトルは『英語は逆から学べ!~最新の脳科学でわかった!世界一簡単な外国語勉強法』。これも図書館で借りた本。フォトリーディングしました。

苫米地さんの本は、この間読んだ『残り97%の脳の使い方 人生を思い通りにする!「脳と心」を洗う2つの方法』が面白くて読みやすかったので、また図書館で検索して借りてきました。

言語の習得について、「クリティカルエイジ」が存在するってご存知でしたか? 私は知りませんでした。というか、世間では語学の習得(ネイティブなみの)は、何歳までに・・・っていわれてるっていうのは、聞いたことあります。でもあまり気にしていませんでした。別にネイティブなみにならなくても、不自由しなければいいと思っていたので。

クリティカルエイジはたしかにあるらしいです。でも、それを克服する方法もある。人間は(人間に限らないと思いますが)環境に順応して生きる生き物です。だからある一定の年齢に達するまでにひとつの言語にしか接しなかったら、その言語で最適化がされるのだそうです。

クリティカルエイジの克服は、新言語のための新しいネットワーク(脳の神経ネットワークのこと)を作ればいいそうです。

日本の学校の英語教育では、英語に詳しくなったとしても、英語が使えるようにはなれない、とばっさり。英語脳を作ることを提唱されていました。赤ちゃんが言葉を覚えるのと同じようにするのがいいとのこと。

あと、バイリンガルは二重人格(?)とか、面白いことも書いていました。読んだらなるほどって思います。過去に私が働いた環境にも、そのような類の話はありましたし、私はバイリンガルではないけど、ちょっとわかる気がするようなところも自分にあったりして。

具体的な英語脳の作り方にも触れていました。文法についても、結構新しい見方をされていて、興味深かったです。

英語に限らず、言語を習得する過程で、日本語を介することは絶対にダメだと主張されています。私も賛成です。日本語が介入するとややこしくなる・・・と思う。英語は英語のみで学ぶ。

一見難しそうだけど、意外と楽しいですよ。私も英語は英語のみで学んだようなものです。学校英語は落ちこぼれで、卒業後、な~んにも残っていない状態で、本格的に英語習得に乗り出したときは完全英語環境で英語を学んでいました。私の場合、これでちょっとした混乱が生じたのですが。

英語だけで覚えた言葉もあったりして、英語で言えても日本語でなんていうかわからない、とか、日本語で話したことない内容とかあったり。そんなときに急に日本語にしようとしても、できないんです。わかってるはずなのに、日本語で説明できないなんてことあったら、ちょっとしたパニックになりません?

もう1冊、「英語は逆から学べ」のシリーズを借りているので、こちらもフォトリーディングしたら、また感想などUPします。