福岡県築上郡吉富に、とても素敵な私設図書館があります。2年ほど前から、ずっとたずねてみたかった場所でした。
この日、ぽこすけと二人で訪問しました^-^
とんからりん文庫
私設図書館の名前は「とんからりん文庫」。土屋富子さん主宰です。
土屋さんは小学校の先生をされていました。初めて土屋さんと出会ったのは、2年前でした。ある方から紹介していただきました。
第一印象はにこやかな方。念願のとんからりん文庫訪問時には、2年が経っていました。土屋さんのホームグランドでお会いしてみると、第一印象よりももっと強烈な笑顔。とても朗らかな方で、太陽のような方でした。
ただの図書館ではない
まだ一度しか訪問していないので、多くを語ることができませんが・・・。一歩足を踏み入れると、なにやらいろんな情報が目に飛び込んできました。さまざまな本がおさまった本棚はもとより、部屋の中にはきれいな写真が額に入って壁一面に飾られていました。少し目線を落とすと、低い本棚の上には器用に折られた色とりどりの折り紙たち。じかに座るもよし、椅子に座るもよし。パーティションにはいろんな催しやお知らせなどが貼られていました。
先客がいらして、ごあいさつ。しばらくしてその方とお話しをしました。なんと、その方は土笛という楽器の奏者でした。
土笛を始めて聞いた
私達がそれを知るやいなや、おもむろに土笛を出し(いつも携帯しているとか)演奏をしてくださいました。オカリナに似た楽器で、土笛というそうで、素朴な和める音色でした。
「図書館」とはいうものの、そこは社交場でもあります。おしゃべりで盛り上がってもよし、音楽を奏でてもよし。しばらく演奏に聞きほれていました。
下の写真が土笛です。
絵本の読み聞かせ by 土屋さん
ラッキーなことに、土屋さんが絵本を読み聞かせてくださるとのこと。読んでいただいた絵本数冊のうち、1冊はぽこすけが家で読んだことのある英語絵本、『The Runaway Bunny』の日本語版を入れていただきました。
英語絵本の読み聞かせを上手にできるようになりたい私は、いろんな人の読み聞かせを見て聞いて、勉強したいと思っていたのでとても嬉しかったし、ぽこすけも大喜びでした。のんびりとゆったりと時が流れる空間で、じっくりと絵本の読み聞かせを楽しむことができました。始めはそわそわしていたぽこすけも、次第に絵本の世界に夢中になったようです。
折り紙に夢中
土屋さんが見せてくださった折り紙の数々。大人の私でも「おぉ~!」と声をあげてしまうほど可愛らしくてカラフルな動物たち。ぽこすけの「今ここで折りたい」というリクエストに応え、色紙を出してくださいました。
ぽこすけは一時、夢中になって折り紙をしていました。中でも飛び切り気に入った様子だったのは、折り紙で作ったさいころ。そのさいころを使って、後日家族みんなですごろくを楽しみました^-^
とんからりん文庫の歌
土屋さんが「とんからりん文庫の歌」を披露してくださいました。振り付けもあって、ぽこすけも土屋さんを見ながら振り付けをしていました(笑)。土笛の演奏付きで楽しかったです。この歌を今日披露する予定はしていなかったようでしたが、土笛での演奏が始まって、急に振られても拒まずに歌ってくださるなんて素敵。動画を撮ったのですが、公開の許可を取っていませんので差し控えたいと思います。
秋を感じる自然からの贈り物
話しは前後しますが、入り口のところに「あけび」が置いてありました。部屋の中には栗。ぽこすけは初めてトゲトゲがついた栗を触りました。あけびの写真、撮り忘れました><; 残念。前のお庭にはいろんな虫たちがいて、ぽこすけが大喜び。子どもは虫が好きですね~(涙) 虫嫌いの私は一緒に虫遊びはできませんが、子どもが自然の中で虫を見つけて観察して体験することは、お部屋でする勉強よりも、今は大事な気がします。
とんからりん文庫訪問記 おわりに
車で行ったのですが、方向音痴な上に土地勘もなく、出発時は少々不安でしたがなんとか迷わずにたどり着けました。下道での所要時間およそ1時間。ちょっと混んでいる道があったのですが、スイスイ走れるともう少し早く行けそうです。
方向音痴でもなんとかたどり着けたと書いていますが、道中の90%以上はまっすぐな道(爆)。ただひたすらまっすぐに行くだけの道でした。ははは・・・。