少し前のことになりますが、3月にぽこすけが通う保育園の卒園式が、4月に小学校の入学式がありました。私は昔から別れの季節になると、気持ちが沈みがちになります。別れは誰でも寂しい気持ちになりますよね。
4月になったら、新しい出会いがあるとわかっていても、なかなか気持ちの切り替えができなくて、ぽこすけ本人よりも私のほうが「は~・・・」となることが多かった気がします。
今回は別れの卒園式、出会いの入学式をまとめてみました。
卒園式
1歳から保育園へ通い始めたので、5年保育です。2歳までは大阪市内にあるマザーシップ保育園というところへ通っていました。苦労して激戦の中、1歳の4月に入園できたのですが、翌年の2月の終わりに九州への引越しが決まり、園を変わりました。
年度の終わり、3月からの入園であるにもかかわらず、迎え入れていただいた行橋保育園。1ヶ月目は私もぽこすけも、かなり過酷な日々でした。私はストレスと育児でノイローゼになり、ぽこすけは慣れない環境とママの心の不調によりチックに。
真っ只中にいる時には、異常な精神状態であることに気がつきにくいのですね。ヤマを越えてすぐぐらいに、夕方になりぽこすけを迎えに行く時間になると、決まって吐き気をもよおしている自分に気がつきました。
それももう昔の話。今は私もぽこすけも、毎日をエンジョイしています^-^ 卒園のときを意識するようになったのは、ぽこすけが年長組に進級したときでした。春の遠足も、保育参観も、運動会も、何もかも保育園生活最後、と感傷的になることもたびたびありました。
そうするうちに、あっという間に卒園式の日になったような気がします。5年間の保育園生活の中で、ぽこすけは大きく成長しました。先生方の適切な言葉かけにより、言葉の不安を抱えつつも、自信を持って毎日活動できたと思います。鼓笛も指揮者としてがんばりました。あの雄姿、忘れることはないでしょう。とても大人びて見えたぽこすけの真剣な顔。
卒園式の朝、保育園に着いてぽこすけを引き渡した後、私達夫婦は保護者の席について子ども達が来るのをドキドキしながら待ちました。
寂しさでいっぱいの私の気持ちとは対照的な、ぽこすけの晴れやかな笑顔。
卒園証書を受け取った後、私がびっくりするくらい落ち着いて堂々と発表した「大きくなったらピザ屋さんになりたいです」。
式の後、教室で先生のお話を聞きました。私が「もう今日が最後。教室も、靴箱も、ぽこすけが使うのは最後・・・。」と感傷に浸る傍らで、ビッグスマイルのぽこすけ。
「もうこの園庭で遊ぶのも最後・・・しばらくは遊ばせてあげよう(涙)」、と思う母の気持ちとは対照的な明るい笑顔。
入学式
実はまだ、保育園ロス(苦笑)から立ち直っていない母でしたが、月日は容赦なく過ぎていきました。寂しさを紛らわすために、春休みにいろんなところへ行ったりもしました。(その様子は1つ前のブログにあります)
とうとうぽこすけが小学校へ入学する日がきました。4月12日、家族3人で今川小学校へ向かいました。
「入学式」の文字の横で記念撮影。パパも仕事の都合がついてよかったです^-^
気合入れて早くきたので、まだ数人しか会場にはいませんでした。今のうちにということで、会場で撮影。
保育園とは違い、何から何まで先生が見てくださるわけではありません。親が登校時についていって、先生に引き渡すということもありません。それでもぽこすけも他の子たちも、全く抵抗なく馴染めているのですね。私もぽこすけの小学校生活1ヶ月になろうとするこの頃、やっと慣れてきた感じです。
保育園のときは7時起床で、9時前後に私が車で保育園に連れて行っていたのですが、今は6時起床。7時10分にはお友達と一緒に登校します。歩いて小一時間もかかるのです。大きなランドセルを背負って、頼りなげに見える背中。けれども日に日にたくましくなっていくぽこすけのこと、母はちゃんと気がついています^-^
まだ朝は私が学校の途中まで子ども達について行っています。ぽこすけに「まだ一緒に行かなくちゃダメ?」と聞くと、「2年生になるまでついて来て欲しい」と言います。けれどももう、本当はママがいなくてもお友達と楽しく会話しながら行けること、知っていますよ~
下校時は、しばらくは先生に連れられて集団下校していたけれど、それもなくなって、今でも途中までお迎えに行っているのですが、一人できちんと帰ってきます。頼もしいです!
おわりに
入学式の後、保育園に行ってみました。何人かの卒園生が来ていました。みんな真新しいランドセルを背負って^^
お昼時にも関わらず、担任だった先生が迎えてくれました。職員室前でも、先生方が暖かく迎えてくれました。この日、やっと保育園に「さよなら」が言えた気がしました。
卒園式の日に、先生から6年後に保育園で同窓会をしますので、ぜひお越しくださいと言われました。寂しくて後ろ(過去)ばかり見ていた私ですが、前を見ようと思えるひと言でした。6年後、ぽこすけもお友達も、どんな子どもに成長しているか楽しみです♪