みんな「お友達」

行橋市図書館の洋書レビューです。易しい洋書絵本を辞書なしで楽しく読んでいるうちに、英語大好きになったわれもこです。一緒に辞書なし洋書多読を始めませんか?まずは図書館で易しい洋書絵本を借りてきて読むことからスタートしてはいかがでしょうか。その洋書選びの参考にしていただけたら嬉しいです。

you are the only one but never a lonely one

You are the only one、but never

洋書のタイトルは『you are the only one but never a lonely one 』。日本語のタイトルは『ひとりぼっちじゃないんだよ』です。アマゾンでは画像なし、しかも新品も中古も1万円ぐらいするので、図書館で探してみてください。

英語と日本語が書いています。日本語をチラチラ見ながら読むこともできますね。一匹のアリさんが、美しい蝶々や早く走れるシマウマ、空を飛べるハヤブサなどを、うらやましいと言います。しかしそれぞれの生き物は、アリに言います。「自分たちから見ると、アリのように堅実な生活をし、仲間とともに暮らせることは素晴らしいことだよ」と。

アリは自分には確かに、他の生き物たちが持っていないものがある。みんなそれぞれ違う特性を持っているんだと考えます。違う場所で違う暮らしをしていても、同じ地球という住処にいる仲間なんだね、というお話です。とてもわかりやすい英語であること、そして同じページに日本語もあること、さらに内容も理解しやすいものであることから、おすすめです。

うちのぽこすけは、子どもを見ると初めて見る子でも「お友だち」と言います。なんだかかわいらしくて笑えるのだけど、考えてみれば地球に住む同じ仲間なんですものね。お友だちには違いない(笑) そういう大きな気持ちにしてくれる絵本でした。

YL1.0
総語数 503語