わんぱくぼうずのいくところ

わんぱくぼうずが行ったところ。それはかいじゅうたちの住む島でした。MAXはいたずらが大好きなわんぱく坊主。お母さんに怒られて、自分の部屋に入ってなさい!晩御飯抜きよ!と言われてしまいます。部屋に入ってなさいと言われ、そのとおり部屋から一歩もでなくても、子どもの心は自由です。子どもの創造性、子どものたくましさ、子どもの素直さ、そしてお母さんのあたたかさがじわりと伝わってくるお話ですね。

Where the Wild Things Are かいじゅうたちのいるところ

 

あまりにも有名なこのタイトル『Where the Wild Things Are』モーリス・センダック著。日本語のタイトルは『かいじゅうたちのいるところ』。

YL 2.5、総語数 362

子どもに大人気

どちらも行橋市図書館にありました。このうち、洋書のほうだけを借りました。実はこの洋書、うちにあるのです。私のお気に入りの1冊なのですが、ぽこすけが図書館で見て、「借りたい~^^」と言うので借りてきました。夫も一緒に図書館に行ったのですが、夫がぽこすけに「これママ持ってるよ。家にあるよ。」と言っても借りたいと言ったのだそう。

家にあるのはソフトカバーですが、図書館のはハードカバー。読み聞かせにはハードカバーの方がいいかな。借りてからもう何回読んだだろう・・・ずいぶん読まされました。Maxのハチャメチャぶりと、かいじゅうたちの恐ろしげな絵がお気に入りのようです。Maxがかいじゅうたちの王様になり、「wild rumpus始め!」と言うのですが、この後のページが絵だけ見開き3ページ、かいじゅうたちが大騒ぎしている絵なんです。この絵だけのページをぽこすけに見せながら、適当な効果音を思いつきでつけます。「ドドドン」とか「ギャオ~」などなど。絵だけ見せていてもいいのですがね、何となく雰囲気を作りたくって。大喜びで見ています。

わんぱくなMaxですが、やっぱりお母さんが恋しくなるのですよね。子どものたくましさと愛らしさが、よく伝わってきます。母である私には、Maxのお母さんの優しさをほんわかと感じるのでした。ぽこすけはぽこすけなりの楽しみがあるようです。いじゅうの表情や、牙や爪に視線が行くようです。大人も子どもも楽しめますね。

今月の英語の絵本読み聞かせ会に、私の出番があればこの洋書を読んでみてもいいかな~と思うのですが、効果音のところは恥ずかしくってやる勇気ないです・・・いや、できるか?(笑)