あの赤ちゃんはなぜ悪い?

久しぶりに、行橋市図書館の洋書絵本のレビューです。今日のお昼前に、図書館へ行きました。前回の洋書絵本の読み聞かせ会で出た要望、「洋書コーナーに絵本のリストを置いて欲しい」に、すぐに応えてくださり、本棚には洋書絵本のリストが置いていました。今日は、そのリストの中から、閉架の洋書を数冊借りました。館内には検索できるパソコンが置いていますが、借りる洋書のタイトルも何も決まっていないときには、紙に印刷して置いてあるリストを見るのが便利で速いですね。ただ難点は、タイトルと著者を見ても、内容がわからないという点です。ここを何とか改善できたらいいのですが。

さて、今日ご紹介するのは・・・。

The Elephant and the Bad Baby

洋書のタイトルは、『The Elephant and the Bad Baby』。

YL 1.3
総語数 896

絵がかわいらしいでしょう。大きなゾウさんのお目目が小さくて、優し気で、なんだか癒される~♪ ゾウさんが赤ちゃんを背中に乗せて、街をお散歩します。歩きながらお店のおいしそうな食べ物を見つけては、赤ちゃんに「いる?」と聞きます。

次々においしそうな物を赤ちゃんにあげるゾウさん。ゾウさんと赤ちゃんの後ろには、お店の店員さんが追いかけます。ゾウさん、いきなり立ち止まり・・・赤ちゃんはゾウさんの背中から転がり落ちます。

ゾウさんは赤ちゃんに、言いたいことがあったのです。それがこのブログタイトルへとつながります。ずっと繰り返し同じ言葉が出てきますので、読み聞かせにはいいかなと思いました。リズミカルなのも、読んでいて気持ちがいい。

英語の音読が苦手でも、フレーズの繰り返しの多い絵本は読みやすい。繰り返しが多いからすぐに上手くなる!ストーリー自体も、起承転結がはっきりしていて面白いです。閉架ですが、ぜひ多くの人に読んでいただきたい絵本の一つです。

読み聞かせ?絵本がない『The Elephant and the Bad Baby』

YouTubeで動画を探していたら、面白いものを見つけました。おじいさんが子どもたちにこの絵本を読み聞かせ?している動画です。読み聞かせじゃないのかな?絵本を見せていないので。絵がなくても、子どもたちの心をしっかり掴んでいます。

こんな風に楽しくパフォーマンスできればいいな~と思います。とても楽しい♪ 私もたくさん練習して、聞く人の気持ちをとりこにする何かを見につけたいです。下の動画がそのおじいさんのパフォーマンスです。