青い海と空、桜島、開聞岳に感動、背筋も凍った鹿児島1泊2日の旅

いつもの如く、急に思い立って行ってきました。鹿児島へ!夫は家の車がLAPINからFIAT 500Xへ変わってから、車での遠出を好むようになりました。走りがやっぱり軽とは違うし、要するに乗りたいのね。

鹿児島は私とぽこすけが初めてなので、とても楽しみにしていました♪

いいお天気にも恵まれました。空がいい色。車内から写したので、夫が窓に映り込んでいます。

知覧で特攻という狂気の作戦に身震い

知覧へ到着し、知覧特攻平和館へ直行しました。ぽこすけも小学生になり、学校で平和学習もしていることだし、何か感じてくれるだろうという気持ちと、昔この地でどんな人がどんな思いでいたのかというのを知るのが好きだからです。

実際に自分がその地にいてその地に吹く風や日差しを感じることで、その頃と今とのギャップを体感できるので、本で読んだり話を聞くのとは違ってリアルな想像がしやすいのです。

できるだけ感性をとがらせた状態で、昔を顧みてその頃の惨状や個人の感情にまで想像を膨らませます。とてもつらいですし、悔しい思いと悲しい思いでいっぱいになります。そういう辛い感情を少しでも理解することで、平和への思いを一層強く持てたらという気がします。

特攻なんて狂ってるとしか思えません。まだ人生これからという若者が、自分がいなくなった後の母親のことを心配するなんて。まだ小さな子どもや大切な奥さんがいて、それでも死にに行かねばならないなんて。安全とは言えない状況の中で、愛しい人たちを残して去っていく気持ちはどんなだったろう。

それよりも特攻隊員たちの、出撃前日の屈託のない笑顔はいったい何なのか。

特攻平和館の横にある、復元された三角兵舎に入ってみた。

本当に寝るだけの空間。特攻隊員たちは出撃までの数日間、ここで過ごしたという。薄暗いこの空間の中で、自分も数日後に出撃する特攻隊員になってみた。

気が狂いそうだった。夜中に毛布の中で泣いている者がいたそうだが、それでも限界まで感情を押し殺していたんだろうな・・・なんて想像した。恐ろしい。やっぱり狂ってると思った。

特攻平和館の周りは戦闘機、石碑、像、灯篭や当時の跡地があって、いくつか見てまわりました。特攻平和館の中には特攻隊員たちの遺品や遺書などが展示されています。一つ一つ丁寧に見る時間はなかったのですが、遺書はどれを読んでも胸が詰まります。

このような碑がありましたが、国を超え永遠の平和を誓い、それを本当に実現しなくてはならないと思います。

特攻記念館では、短いドキュメンタリー映画が上映されていたので見てみました。途中、涙がこらえきれなくなりました。それも涙が止まらない!!どうしよう。鼻水出てきた。ズルズル・・・。う・・・静かな空間でうるさいよな・・・。と思っていたら!少し経った頃から、あちこちで鼻をすする音が。

この中にはご親戚の方もいらっしゃるんだろうな・・・なんて思いながら、重たい気持ちで会場を後にしました。

ぽこすけも難しいことはわからないなりに、大変なことがあったんだということは理解していたようです。戦闘機を見ると興奮していましたが、いつも私たち夫婦が戦闘機は人を殺すものだから・・・と言っているので(苦笑)、ちょっと緊張した面持ちで見つめていました。

ぽこすけは戦争は恐ろしいものであり、二度と起きてはいけないものだと語っていました。家ではよく戦争の絵本を読んだりしているので、実は相当怯えています(苦笑)

戦死者の霊を鎮める花瀬望比公園で、美しい海を見て感じたこと

次は開聞岳のすぐそばにある花瀬望比公園(はなせぼうひこうえん)へ行きました。私たちが行った時、私たち家族の他は誰もいませんでした。岸へ寄せる波の音だけが聞こえる、とても静かな場所。そこにも平和の鐘がありました。その近くには海を見つめる女性と子どもの像。

真っ青な海、広い青空、地平線。地球が丸いんだとわかるほどに広がる水平線。この景色だけ見ると、なんて素敵なんだろうと思います。いや、素敵なのですが、母子の像とか、その反対側には兵士の像があって、美しい自然の中に違和感を覚えたのでした。

この海をずっとそのまま南へ進むとフィリピンがあるということで、フィリピン方面で戦死された方々47万6千余もの霊が鎮められているのだそうです。美しい自然の中にぞっとする過去を思うと、何とも言えない落ち着かない気持ちになりました。

それにしても海が本当にきれい。こんな美しい海を見て、戦意が失われないのかと不思議に思うほどです。それほどまでに戦争は人の心を壊すものなのですね。下の動画は、花瀬望比公園で見た海です。

知らずに足を踏み入れてしまった心霊スポット

花瀬望比公園から開聞岳を見ながら、薩摩半島の最南端まで足を延ばすことにしました。

薩摩富士と呼ばれる開聞岳は、間近で見るとかなり迫力がありました。日本百名山の一つに選ばれるだけのことはありますね。

実は夫、ここからはダンナちゃんと言いましょう。ダンナちゃんは車の運転が大好きで、方向感覚にも優れています。カーナビさえあれば、どんな辺鄙なところでも迷わずに行っちゃいます。カーナビにはあまり頼ってないというか、ここぞというときにカーナビを見るという感じなのかな。方向音痴の私には、ちょっと理解ができません(笑)私はカーナビがすべてなので。カーナビ様の差し示す方向にしか進みません。

でもダンナちゃんは違います。方向さえ合っていれば、彼の動物に近い感覚でカーナビが教えるのとは違う道へどんどん進みます。躊躇なく進みます。なぜかというと彼曰く、その方が近いから。私にはもう未知の世界。

この時も同じように、カーナビ無視で走っていたのです。今から考えると私たちは導かれ、吸い込まれるように不気味なトンネルに入って行くことになりました。そのトンネルはもちろんカーナビが案内したわけではありません。ダンナちゃんの勘による走行でたどり着きました。私はトンネルを見た瞬間に、「え?ここ通るの?!」と言いました。

返事をする前にもう、ダンナちゃんはそのトンネルに飛び込んでいました。そう、飛び込むという表現がふさわしい。ダンナちゃん、かなりのスピード狂。どうやら彼には私の見えない動きも見えているらしく、私には正視できないほどのスピードでかつ安全に運転するのです。驚異的。

トンネルに入った瞬間、中に灯りがないことに恐怖を感じました。普通ありますやんか、天井や壁に蛍光灯とか・・・。一切電灯の類はありませんでした。真っ暗です。しかも車がすれ違えないほど通路が狭い。

ねぇ、これ恐怖でしょう?このトンネルは一方通行じゃないと思うし、もしかして人が歩いていたら?私たちは旅行客で、このトンネルの事何にも知らないのに、なんでそんなにかっ飛ばして走れるの?

不安はたくさんありますが一番の不安は、このトンネルはどこへ続いているのかです。すぐ横に海があったし、もしかしてもう使われていないトンネルで、海の中へつながっていたら?

きゃ~~~~~!!!!ちょっと!!きゃ~~~~~!!!!Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

私が後部座席でそんな感じになってるのに、おかまいなし。スピードを落とすことなくかっ飛ばす。(本人に確認すると、40-50Km/時だったとのこと。)助手席のぽこすけを見ると、フリーズしてる。

私も覚悟を決めて、落ち着くことに。そして「あ、せやせや、カメラ。動画撮っとこ~。」と言って、カメラを手に持ったのですが、真っ暗でよく見えないし「映るかな~」と誰に聞くでもなくそんなことをつぶやいた時に、はっと気がつきました。

ダンナちゃんから「やめろ~。撮るな~。」というオーラが全開。私が「と・・・撮らんほうがええかな?」と聞くと、一言「うん」。これで気づきました。ダンナちゃんも怖いんや~と。それも私とは違う恐怖。なんか出る?という。

確かにそんな雰囲気はあり過ぎるほどある。私には車ごと海に突っ込んでしまう恐怖のほうが勝っていたのですが。

無事、トンネルを出て安堵する私たち。何もなかったかのように、のどかな風景が広がっていました。

いったいアレは何だったんだ・・・。

でも次の瞬間には、目の前に広がる雄大な自然に圧倒されて、その時のことはすっかり忘れていました(笑)

そして今、この記事を書くにあたって、あのトンネルの名前は何だろうと調べていると、とんでもないことがわかりました。あれは開聞トンネルといって、心霊スポットらしい!!

YouTubeで調べると霊が見えたとかいう動画があったり、雰囲気が正しく伝わらない動画がいっぱいありました。次の動画は私たちが入ったのと同じ方向。特に不気味な解説や奇妙なものが映っているという動画でもないので、安心して観てもらえます。ちょっと見てみてください。どんなトンネルかがわかります。この映像にスピードの恐怖をプラスしたのが今回の体験です^^;

何も知らずに入ったら、いつ終わるのか分からなくてとても怖かったです。ダンナちゃんはここをかっ飛ばすのだから、もし人が歩いていたらはねてたよって、今でもそんな話をしています。

心霊スポットと知って、ダンナちゃんもブルブル来たみたいで、ぽこすけは怯えきっています。私もめっちゃ怖い!思い出すだけで背筋がぞっとします。でも笑いながら、ダンナちゃんがあんなに車を飛ばすから、幽霊が出て来た時にはすでに車が走り去っていたのかもねって話していますけどね☆

薩摩半島の最南端 長崎鼻とそこまでの面白いスポット

せっかくなので、一日目の最後に薩摩半島の最南端へ行ってきました。長崎鼻というのですね。面白い名前です。着いたのはもう夕方でした。

途中で車を止めて、鼻の先っちょ部分まで徒歩です。ちょっと距離があるのですが、退屈しませんでした。道中目にする看板が面白い事。

駐車料100円安い!不払いは演歌2曲歌ってもらうと書いています。でも駐車場には誰もいないんですよね^^ ユーモアがあって顔がほころびます。

これも面白い!!でも私は「ナニコレ珍百景」という表示がなく、ただ臨時休業することとその理由が書いているだけの看板のほうがウケるんだけど。せっかくのユーモアが台無しになっている気がするのは私だけ?

途中には竜宮神社もあります。昔話・浦島太郎に出てくる竜宮です。しばしおとぎの世界へ入り込みました。きれいな海を見ていると、すぐに想像の世界に入れてしまいます。

竜宮神社には古事記、日本書紀にある豊玉姫(乙姫様)が祀られています。長崎鼻には浦島太郎伝説があり、発祥地と言われているらしいです。

足元には亀が。

この海岸の砂浜地帯には、今もウミガメが産卵に訪れるのだそうです。この環境を、ずっと守っていきたいですね。

着いた!最南端、長崎鼻から夕陽を見ることができました。夕日に照らされたきれいな海、開聞岳、水平線。すべてが美しくて、観光に訪れた人は写真撮影を楽しんでいました。

さ、今日の宿へ急がなくては。1泊2日の盛りだくさんな旅なので、ゆっくりできなかったのが残念です。名残惜しくて振り向くと、灯台の上に月が出ていました。

指宿に宿泊して美肌の湯でゆったりと

この日は指宿に宿泊。指宿シーサイドホテルに泊まりました。到着した時にはすっかり陽が沈んでいました。前日に鹿児島へ行こう!と決めたので、ホテルの予約が取れないかもと思っていましたが、ラッキーでした。このホテル内に砂むし温泉があります。夕食後、時間ギリギリで入れるタイミングでしたが、慌しいので入らずでした。普通に温泉だけ入りました。

大浴場からは天井から湯舟までの大きな窓が2方面に渡り、海を一望できるようになっていました。泉質はナトリウム塩化物泉。メタケイ酸という天然保湿成分の含有領が多いため、美肌の湯とも呼ばれているそうです。急いで砂むし風呂に入るのも良かったのですが、ゆっくりと温泉につかってほ~っとなるのも良かったです。

上の写真は指宿ホテルの駐車場で撮りました。夕食なし・朝食のみの宿泊だったので一旦チェックインした後、夕食のために外へ出た時の様子です。夕食のことは後程。

指宿で出会った美味しい家庭料理

ホテルを出て、車で夕食が食べられるお店を探しに行きました。行く途中にもめぼしいところを見つけていたのですが、諸々の事情で止めて辺りをうろついていました。入ろう決めたのはいつもお世話になっております。ほとんどのお店が閉まっている商店街の中の一軒。小さなお店でした。なんとなく家庭料理っぽい雰囲気のお店に惹かれ・・・というのもありますが、他に選択肢がないということが一番でした(笑)

入ってみると中は狭くて、座敷がいくつかとカウンター席がありました。空いていた座敷席へ座りました。カウンターは何何組かのお客さんがいて、お隣の座敷席には1家族がいました。見たところおじいちゃんと娘、そして孫たち。陽気な感じでした。

私たちがお隣の座敷席に座ろうとすると、おじいちゃんが声をかけてきました。ちょっと挨拶して、それから「このふすまを閉めましょうか?」とおっしゃるので、ダンナちゃんは「どちらでも」と返事をすると、おじいちゃんは「私もどちらでも。じゃあ、開けておきましょうか^^」と。

何だかあったかい雰囲気のご家族でした。その後、何度かおじいちゃんと私たちで会話をしたのですが、お決まりの「どちらから?」という質問をされたので「北九州のほうから」というと、ご家族の方は地元の人だと教えてくれました。どおりで鹿児島の大らかさ、ゆったりさが漂っていたんだと納得。

私たちの食事選びで、地元の人が行くかどうかはとても大事なポイントです。たちまち出てくるお料理に期待が高まりました。

私はカツオのたたき定食。ぽこすけはカツオ丼だったかな。パパは何だったか忘れました(笑)ぽこすけと一緒だったかな?写真が残ってないということはそういうこと・・・にしておこう。

カツオのたたき定食の内容は、小鉢、手作り卵豆腐、カツオのたたき、ご飯、お漬物、お味噌汁でした。

卵豆腐はいかにも手作り風。ツルンとした滑らかさはなく、しゅっとしたおしゃれな見た目ではありません。スプーンで割ってみるとムムムッ硬い!食べてみると、しっかりと卵の味があって、適度な硬さで美味しい!これは癖になりそう。でも手作りなので、このお店に来ないと食べられないのね。

小鉢は普通、というか素朴感が出てる。けれどもお味はやっぱり美味しい。出しが美味しいし、優しい味。

メインのカツオのたたきを食べて、ひっくり返りそうになったわ。めちゃくちゃ美味しいやん!!ナニコレ!!カツオ自体美味しいのはもちろんのこと、切り身の厚さが絶妙。ネギがたっぷり!ショウガをたっぷりのせてるたたき山、ベニタデたっぷりのたたき山、生ニンニクスライスたっぷりのたたき山!ショウガのたたき山にはゴマがふってあって、そういうのもありなのねと感心。(注.たたき山は勝手に名付けました。)

「んーーー!!」というほど美味しいので、ぽこすけとダンナちゃんにもシェアしました。二人とも生ニンニクスライスが美味しかったそうです。私はどれも好き。良いお店に出会えてよかったです。お隣の家族は、先に出ていかれました。その時も少し会話をしました。旅先で地元の人と何気ない会話ができるっていいですね。

2日目、桜島フェリーで鹿児島市へ

翌日、桜島フェリーに乗って鹿児島市へ渡りました。この日はできれば大隅半島の最南端(=九州本島の最南端)佐多岬まで行けたらいいな~という気持ちでした。でもそこまで行く途中にある、なんでも最近注目を集め始めたという秘境の滝によってからと考えていました。

秘境の滝の名前は雄川の滝。エメラルドグリーンの滝壺がインスタ映えするというので、最近脚光を浴び始めた観光スポットだとか。インスタ映えするから行きたかったわけではなく、きれいな滝壺を見てみたいと思ったからでした。突然火が付いたように人気なスポットになってしまったので、整備が追い付いていなくて車が混むらしいという情報は得ていました。でもまさか、あれほどとは思いませんでした。

滝のことは後で書くとして、鹿児島市に渡って桜島を間近で見て、昨日の開聞岳同様、そのド迫力に圧倒されました。モクモクと上がる噴煙を見ながらのドライブ。特別どこか観光しなくても、車から見える風景だけでも満足できました。

エメラルドグリーンの滝壺~雄川の滝を見るまでの長い道のり

「一応」佐多岬を目指して、大隅半島を南下していきました。車窓から見る風景は南国ムードでいっぱい。私には山の景色や木々、街並みもすべて珍しく、退屈しませんでした。

いよいよ雄川の滝へ行くならば・・・ということで、寄り道。詳しい場所がわからなかったので、調べながら。ただ、混むことはわかっていたので、あまりにひどい混み具合ならやめようという気持ちでした。

雄川の滝とは、南大隅町の根占地区を流れる雄川上流にある落差46m、幅60mの滝です。滝壺がエメラルドグリーンで美しく、ここ数年で訪れる人が激増したそうです。駐車場から滝つぼまでは、約1,200mの遊歩道があります。横に流れるきれいな川を見て、川のせせらぎを聞き、森林浴もしながらの散歩道。1.2Kmなんて全然へっちゃら。

と思えるほど、実際車中で駐車場までの長蛇に耐えなければなりません。いろいろ問題があります。もうここには書ききれないほどに。すべてを書くと長くなるので、ポイントだけ伝えます。

まず道が狭い。離合できないほどの狭さで、もしも向こうから車が来てしまうとどちらかが離合できるところまでバックしなくてはなりません。もともとは「秘境」、SNSから情報を得て観光客が爆発的に増えたのですから、道が整備されていないのは当たり前ですよね。

なのにどんどん車が押し寄せる。次から次へと。狭い道に入ってから駐車場まで、結構な距離があるのです。駐車場もまだ拡張されていないので(2018年9月中旬時点で工事中)、入れる台数はそれほど多くない。道が狭いのだからそれはもう大変でした。あきらめて途中で引き返したくてもできない。

最悪だったのは、めちゃくちゃ狭くなってる場所で、とうとう対向車同士が立ち往生。それぞれの方向は後続車がいっぱい。何十分立ち往生していただろう。先頭車がそれぞれの方向に、後方に並ぶ車へ状況を説明してなんとかバックしてもらわなくてはならない。もう大変><;

そんなこんなで朝にホテル出発し、大隅半島を南下し、滝を見たら夕方近く。あらま!明日は学校よ!仕事よ!もう佐多岬とか言ってる時間じゃなくなってしまい、そのままダンナちゃんが高速をかっ飛ばして帰ることになりました。

滝の話に戻りますが、1.2Kmの道のりへっちゃらとか言いましたが、実は途中でお腹が空いて階段がホワイトチョコに見えてしまいました(笑)

けれどあのエメラルドグリーンの滝壺、川を流れる水の音、水の透明さ。すべてが美しく、見ることができて良かったと思いました。

川の水がきれい。限りなく透明なところもあれば、エメラルドグリーンに見えるところも。

水がとっても冷たい!

あまり上手く撮れていませんが、下は30秒ほどの雄川の滝の動画です。

ここに来るまでが大変であることを、もう一度念押ししておきます。道がそう簡単に広くなるとは思いませんし、観光のために自然を壊して広い道路を作って欲しくはないです。私たちが行った時には、駐車場を広くするための工事が行われていました。

ブームが去って、またガラーンとなって欲しくない気もします。だって、ガラーンとした駐車場見ると悲しくてしかたない。SNSは情報拡散スピードが早いけれど、軽い気持ちで一気に人が押し寄せると、そのためにいろいろと対策を講じなくてはならず、大変ですね。一気に押し寄せてしまった一人なんですけど、そんな風に感じました。ま、これも勉強。経験して知ることができたのだから。今後もこのことを忘れずに、自分の行動についてよく考えたいと思います。

この旅の最後に

いつも旅の帰りは夕暮れ時。ダンナちゃん、車かっ飛ばす。それが常。

私は後部座席で夕暮れの空を見ながら、カメラのシャッターを切る。それがいつもの旅の終わり方。