私の住む行橋市(福岡県)の図書館で、面白い講座がありました。講座名は「大人のための図書館活用講座」。
大人のための図書館活用講座
全5回で、図書館のアレコレについて学びました。図書館の本の分類の仕方、本の探し方については実習もあり。本の装備のお話があって、実際にこれも本にフィルムを装着する実習もありました。自分の本を2冊フィルムコーティングして、超ご機嫌だった私(笑)
それから絵本の読み聞かせについてのお話を聞き、最後の日は代表を何人か選び、前に出て絵本の読み聞かせをしました。実は私、代表の一人になってしまいまして。日本語の絵本をたくさんの人の前で読むのは初めてで。いつもはぽこすけに読んでいるから、慣れてはいるけれど。聞いている人、みんな大人やん。ええのん!?ええのん!?いつもと一緒でええのん!?と、迷いながらも結局いつも通りに読みました^^
どなっちゃったりとか、踊っちゃったりとかしました(笑)これ、読みました。初めて読んだのは洋書でしたが、とてもかわいらしくて面白くてお気に入りの絵本。ぽこすけも大好きなんですよ。
『ねえ、どれがいい?』
原書、洋書タイトルは『Would you rather?』
講座を受けて感じたこと
帰り際、一人の男性受講者さんが、私の読み聞かせがとても良かったと褒めてくださいました。う・・・嬉しかったよ~(嬉泣)
楽しいね~読み聞かせって。子ども時代~40歳前ぐらいまで、子供嫌いだったのがウソのように子ども好きだし、絵本も~大好き。毎回、新しい学びがありました。けれど知識が増えたことよりも嬉しかったことは、同じ思いで参加している受講生方々と知り合えたこと、お話できたこと、お話が聞けたこと。そして元気もたくさんもらいました。
図書館の職員さん、とても親切。もっともっと図書館が身近になりました。もっともっと図書館を利用したいと思ったし、利用してもらいたいと思いました。
私がこの講座に参加して、そして行橋に引っ越してきてからの関わりの中で、感じたことがありました。図書館って、単なる施設じゃないってこと。図書館に行けば、本があって借りられるという場所だけではないってこと。もちろん勉強したり、調べものしにいくだけの場所でもない。
利用者と図書館関係者が、一緒に作り上げる場所なんじゃないかなと思いました。利用して終わりではなく、要望を出してみたり反対に図書館からも利用者に声を聞いてみたり。今回の講座も図書館からの、利用者に向けての新しい試み。一方通行ではなく、与えられたものを利用するだけではなく、お互いが交流してよりよい施設、サービスに発展させていけば、素晴らしいのではないかしら。
その一つとして、私が今図書館と市役所の協力を得て運営できている「英語絵本の会」があるんだなと思いました。これからもどんどん、知的好奇心の発信場所として利用、活用していきたいと思いました。
写真は講座の修了時にいただいた修了証です。