今日はちょっと本を探しに、行橋市図書館へ行きました。探していた本は結局ここの図書館にはなくて、他の図書館から取り寄せていただくことになりましたが、このまま帰るのもな~と思い、館内をぶらぶらしていました。何気に洋書コーナーに立ち寄りました。ここはいつも見ていて、どんな本があるか、だいたい把握しているので、新しい洋書の発見とか、あまりないのだけど・・・そう思いつつ、いつもと違うところへ視線を向けると・・・
あった!何コレ?!宝を探し出した気分。見つけたものというのは、「コルデコット絵本 復刻版」。
数冊まとめて借りようと思ったら、貸出が禁止のようで・・・(たぶん)
やっぱり・・・多分貴重な本なんやろな・・・。
マザーグースの香りがプンプンしました。そして今日はあまり時間がないので、1冊その場で読んでみることにしました。
The Babes in the Wood
今日読んだ洋書絵本のタイトルは『The Babes in the Wood』です。表紙は上の画像の通り。
Kindleだったら数百円で手に入るようなので、図書館になくて、どうしても読みたい場合はKindleがおすすめです。<上の画像クリックで、Amazonでの価格がわかります。Kindleもわかりますよ。
とにかく昔の本なので、わかりにくいし読みにくい。興味がなくちゃ、たぶん嫌気がさすと思います。とはいえ、絵本で語数はとても少ないです。読み切るまで、あまり時間は要しませんでした。何が読みにくいかというと、スペルが今と違っています。細かく覚えていないんですが、やたら語尾にeが着いていた気がします。でもただそれだけなので、意味はわかりました。それにしてもわかりにくいのはなぜ?と思っていたら、古い英語の言い回しなのですね。古い英語がどんなものなのか、詳しく知りませんが(苦笑)。
でもまぁ、推測読み、飛ばし読みに慣れているのが幸いして、普通の絵本を読むスピードで読みました。それと、解説書が別冊であったので、「わからんかったら、後で日本語見ればいいわ」と思っていたのです。でもそんな心配をよそに、絵と文章でだいたいわかりました。せっかくなので日本語の解説というか、訳を・・・と思ったら、こっちのほうが私には難解だった、というオチ。とにかく読みにくい日本語でした。ザーッと読んでしまおうと思ったら、よくわからん。結局絵が一番頼りになりました。そういう代物です。
物語は、両親が幼い子どもを残して死んでしまうのです。たくさんの遺産を残して。伯父さん夫妻が引き取って育ててくれるのですが、すぐに遺産が欲しくなり、子どもを殺そうと思います。そこで殺し屋を雇って、子どもたちを森に連れて行きます。殺し屋の一人は、純粋無垢な子どもを殺すことをためらい、結局仲間割れ。殺し屋同士の殺し合いです。森に残された子どもは、彷徨います。そして・・・読みながら凍りつきそうなエンディングに言葉を失いました。救いようのない結末。
これが子どもの絵本なの~?! 昔は何だか・・・生きていくのが厳しかったのね。という印象・・・
YL4.0
語数 644
コルデコット絵本の復刻版、面白そうなのでこれから時間を見つけてちょこちょこ読んでみたいと思います。読んだらまたご報告します。