温暖化の影響で、寄生されやすくなる?

今日、8月23日付けのデイリーヨミウリに、ちょっと興味深い記事を見つけました。地球温暖化による現象で、気候の変化が各地で観測されていますが、その影響でこんなこともある!という記事でした。

温暖化と寄生する生命体の関係

デイリーヨミウリのHPで記事が見つからなかったので、ロイターのHPからの記事(英語)を紹介します。

アメリカの大学の研究で、寄生虫やカビ、原虫(マラリアが有名ですね)など生き物に寄生する生命体は、地球温暖化による気候の変動に対し、適応能力が高いということがわかったらしいのです。どういう意味かというと、実験ではカエルを使ったみたいなんですが、従来よりも大きな気温の変動があった場合、寄生生物のほうが宿主(寄生される生き物)よりも、その気温の変動に対して適応が早いため、感染(もしくは発症)の危険性が高くなる、とのこと。

つまり、宿主は今までなかったような気温変動にすぐには適応できず(要するに体調不良となり)、少し抵抗力が弱まるのです。そのために感染しやすくなるらしいです。

今はまだ1種類のカエルでしか実験していないので、他の生物でも確認の実験をするようです。今回の実験で使われたのはカエルですが、カエルなどの変温動物のほうが、私たち哺乳類を含む恒温動物よりも寄生生物への感染の危険性は高いだろうとのことです。本当だったらちょっとほっとする・・・?

いやいや、でも感染した変温動物が増えると結局私たちにもモロ影響するわけで、やっぱり見過ごせないですね。

アフリカではマラリアが心配です。感染者、増えるのかなぁ。感染力が強くなるのは恐怖ですね。予防薬はあるけど、副作用強いからなぁ。今の薬は20年前に比べて少しは良くなっているのだろうか・・・。25年ぐらい前から何回かアフリカへ旅行したことがあるのですが、マラリアの予防薬は必須。それを飲むとお腹を壊すという副作用がありました><; お腹は痛いし下痢になるし・・・。トイレ事情が日本と違うので、不安なこともありました(笑)それでもマラリアになるよりはマシ、という価値観でみんな飲んでいましたよ^^; 余談でしたが。

地球温暖化の影響って地球規模の問題なので、え?!こんなところにも影響が・・・!と驚くことになるのでしょうか。まだまだわかっていないこともあるはずです。