造語の訳しかたは?

机で仕事していたら、外の風の音に変化が。立ち上がって外を見ると、なんと!田んぼの向こう側から大粒の雨がざーっとこっちへ向かってくるではないですか!!

おぉ~!急いで洗濯物を中にっ! こ、こわい~きゃ~~>0<;

私がすべての洗濯物を取り込むよりも、雨のほうが少し早く、洗濯物を一部濡らしてしまいました><;

「ふ~」と一息ついて外を見ると、「何でやねん!雨もう止んでるやん~(怒)」

通り雨に遊ばれてしまったわれもこです。

翻訳コンテスト 今日の学び

さて、本題です。今日はデイリーヨミウリに翻訳コンテストの講評が載る日です!今回のテーマは、北京の大気汚染。

今日は特に大きな 「おぉ~!!」 という学び、気づきはなかったのですが、細々としたことを学びました。

今回の日本語訳を作るときに、ちょっと悩んだところがあります。こういう部分です。

造語の訳しかた Greyjing、Beige-jing

beijing

北京は大気汚染がひどく、灰褐色の空気で覆われる日がよくあるそうですが、そういう北京のことを英語を話す住人は、"Greyjing"とか"Beige-jing"と言っているそうで。そこの部分を訳すときに、カタカナにしていいものかどうか悩みました。

でも単にカタカナ表記にするだけでは、日本語訳だけを読んでもわからないですよね。こういうとき、どうします?

訳例はこうなっていました。「北京(Beijing)のことを『グレイジング(灰色の都)』または『ベージュジング(ベージュの都)』と呼んでいる。」

フムフム・・・。なるほどね。Geryjingなどをカタカナ表記する。ここよ。何か違和感あって、私はお手上げでそのままアルファベットで書きました。

そうやって呼ばれているのを知らないし、聞いたことないから、グレイジングまではわかっても、「ベージュジング」って自信もってカタカナで書けなかったのです。「ん?なんだろ、ベージュイング? ベージング?」なんて^^;

読み方を知らないアルファベットのカタカナ表記は特に難しいです。考えたけど、よくわからんので考えるのを止めました。(苦笑)そっか~そう書くんだね、カタカナで。でも「Beige-jing」という英語の発音を聞いたときに、まさか「ベージュジング」とは聞こえないよね・・・ーー;聞いたことないので知りませんが。

それから北京をBeijingと言うことを知っていないと、意味がわからないので、「北京」の後に(Beijing)と書くのね。←これはさすがに私もやった。

IT用語 feed

あとは私は自然と意味がわかっていたのですが、IT用語でfeedってありますね。それが講評で取り上げられていました。こんな文章。

Some foreigners plan their daily events around the U.S. Embassy’s Twitter feed on Beijing’s air quality, which has hourly posts.

外国人の中には、米国大使館がツイッターで一時間毎に更新する大気汚染の情報をチェックして、それを基に日々の予定を立てているのですって。

こういうときのfeedとは、更新情報を配信すること、または配信された情報そのものを意味します。

私の場合 イメージで場面を思い浮かべてから日本語を考える

それとついでですが、上の英文に出てくるaroundは、planと一緒に使うことで、「~~を参考にして計画を立てる」というような意味になります。aroundのこういう使い方もあるんですね。私はそういう知識はなかったけれど、文脈からそういう意味であることは理解できました。多読をしているからかどうかわかりませんが、英単語の意味を日本語でも覚えているけど、だいたいはイメージで覚えているので、文章を読んでから場面を想像して意味をとらえることが多いです。aroundのここでの意味も、そうやって理解できました。

継続的に翻訳の勉強やっていると、コツコツといろんな細かい知識が身につきますね。