不定冠詞 a 気分が高揚して言い忘れたのかな

昨日は「あ~時間ない時間ない時間ない~!」な一日で、毎週楽しみにしているデイリーヨミウリの翻訳コンテストを見るのが今朝になってしまいました。

不定冠詞 a があるかないかの問題

今回の翻訳コンテストの課題は元宇宙飛行士のアームストロングさんのこと。内容がわりと簡単だったので、ひょっとしてひょっとして、私の名前載ってるんじゃないかとどきどきしたのですが、載ってませんでした(笑)自分では「よーできた」と思っても、まだまだということですね。

一つちょっとしたミスもありましたし。同じ日本語の意味でも、書き様ですね。新聞だからこう書いたほうがいいということもある。私はいまだに人の名前に「さん」とするか「氏」とするかわかりません。どっちでもいいのか、それとも何か基準があるのかなぁ。文体とか記事の内容とかによるのかなぁ。

今回のポイントは、不定冠詞 a の有無で意味が変わることがあるということでしょうね。

以下は課題文にあった有名なアームストロングさんの言葉。

"That’s one small step for [a] man, one giant leap for mankind."

[ ]の中のaが有るか無いかで、意味が変わります。これがアメリカで議論になっていたのですね。日本語にはない感覚です。

a が有る場合、「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ。」という意味になります。

a が無い場合、「人類にとって小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ。」ということになり、意味不明な文になる。

言い忘れもあるのか

それで論争が起こるなんてね。私なんか、「aが聞こえなかったか付け忘れたかのどっちかやろう。『人間にとって』と言いたかった気持ちはわかるから、まーいいやん」で終わるのですが。

超有名人なだけに、そして全世界に放映されて同時通訳とかされてただろうから、そんなわけにもいかなかったのかしら。

アームストロングさんは、後に「言い忘れてたかも」と語ったそうです。面白いです。

小さなことだけど、大きな影響力があるだけに、ちゃんと言っとくんだね。「言い忘れた」ってことを。

でもなんだか、そういうことをちゃんと認める人って、人間らしくていいな。「雑音でかき消されたんだ。」と言い張ることもできたでしょうに。認めたってところを読んだ瞬間に、あまり知らないアームストロングさんのことを、いい人だなぁと思いました。