かわいいマザーグースの絵本シリーズ(赤)

行橋市図書館の洋書レビューです。図書館所蔵の中で興味のある洋書を読んで内容や英語のレベル(主観です)、語数などを記録しています。洋書選びの参考にしてください。

The Real Mother Goose Red Husky Book

洋書のタイトルは『The Real Mother Goose』の表紙が赤の本です(他の色もある)。マザーグースの本です。この洋書は閉架なので、カウンターに行って出してもらう必要があります。シリーズで色別に何冊かありました。始めに赤を借りました。

絵本の形、イラストが素敵。形は縦長で、中は大きな字。イラストが豊富、優しいタッチで、詩の理解を助けてくれます。私は好きです。最近私はマザーグースにハマっていて、この絵本にある内容のほとんどを知っていたので、このような印象を持ちました。

実はマザーグースは、まだ洋書をあまり読んだことがない、英文を読みなれていないという人には、お勧めしません。詩の内容が大人のセンスから外れていて突拍子もないものなので、わからない表現を経験とか大人の知識でカバーできない、つまり意味の推測ができないからです。それでもマザーグースを読みたい!という場合は、日本語訳付きのものを選ぶほうが楽しいかもしれませんね。

日本語訳付きのマザーグースも図書館にあって、借りて読んでいるので、そちらのレビューもいずれしたいと思います。今日紹介した洋書は、英語多読中級者から上級者向けとしておきましょう。

YL 3.5
総語数 487