行橋市図書館の洋書を肩端から読んで、レビューしていく企画 (・∀・)毎回ビミョーにニュアンス変えてますけど。仕事3割、趣味5割、勝手にボランティア気分2割でやってます。
Millions of Cats
洋書のタイトルは『Millions of Cats』、邦題は『100まんびきのねこ』。Newbery Honor賞受賞作品です。
これはね~・・・・う~ん・・・(・_・;)
かわいいだけではないですね。絵はモノクロで素敵なんですが、ネコちゃんもかわいいのですが、あんだけ無数にネコさんがいると、コワイです。
おじいさんとおばあさんは、二人暮らしなんですが、さびしいのでネコが一匹いたらねぇ、なんて二人で話していたのです。
おじいさんはネコを探しに行きました。戻ってくると、なんとなんと、うっじゃうじゃネコを連れて帰ったのです。帰る途中、のどが渇いたネコに水を飲ますために池に立ち寄ったのですが、池の水がなくなりましたからね。丘の草を食べさせたら、草全部食べつくしましたからね。
おばあさんはうっじゃうじゃのネコを見て、この子達をどう養ったらいいの?と、困ってしまいました。そして二人が出した結論は、一番かわいいネコと暮らすというのです。
それをネコさんたちで話し合って決めろなんて、ちょっと酷な気がするわれもこです。
当然のように、ケンカになっちゃうんですよね・・・。(´д`lll) さぁ、その後はどうなっちゃうのでしょうか。続きは絵本で確かめてくださいね。
私はこの洋書、面白いけど人間の身勝手さに腹立ちを覚えてしまいました。しかも人間には全然悪気のないところが腹立ちをさらに増幅させます。
そういう感情を持つことは、読書について言えば悪いことではないので、おすすめできる洋書絵本です。英語は読みやすいし、声に出して読んでみると面白いです。音読にもオススメです!イラストのことも少し触れましょう。表紙を見てもわかるとおり、かなり独創的です。
YL1.5
総語数996