ことば遊びが過ぎやしませんか

図書館で借りたマザーグースの翻訳本。

マザーグースのうた 6ペンスのうたをうたおう第4集

本のタイトルは『マザーグースのうた 6ペンスのうたをうたおう第4集』。いや~これもかなりキテますね。狂気に満ちた詩あり、ナンセンスな詩あり。

多分原文(英語)を見ると、まだ気持ちがすっきりするのだと思います。音がやっぱり面白かったりきれいだったり、リズムがよかったりするから。

日本語に翻訳すると、ちょっと残念な感じになる詩があるのは仕方がないですね。ナンセンスな詩の中に、こういうのありましたよ。

子どもが氷の上で遊んでいたら、みんな水の中に落ちちゃった、というのです。それで、最後こうなります。

You parents all that children have,
And you that have got none,
If you would have them safe abroad,
Pray keep them safe at home.

子どもたちが外で安全にいてほしかったら、家から子どもたちを出さないようになんてね~。

そのほか、ちょっと共感できるのもありました。

いい子にしているときはとってもいい子なのに、そうでなくわるい子のときは、ゾッとするっていう内容の詩↓(一部です)

When she was good, she was very, very good,
But when she was bad, she was horrid.

子どもって大人から見て(大人の都合で)、とってもいい子って思えるときと、同じ人物とは思えないほど手におえないときがありますよね。決して本当の意味での「悪い」(bad)ではないということは、念のため付け加えておきましょう。