夢をかなえる話し方
「夢をかなえる話し方」。話し方で人生が変わると著者は言います。実例を交えながら、どうして話し方で人生が変わるのかが書かれています。
私も何年か前までは人が嫌いで、人と話すことが大嫌いでした。でも今は人が大好きで、人とお話しするのが大好きです。
以前と今と何が違うか。好き、嫌い、という気持ちはもちろん違いますが、やはり話し方が違います。
まずお話しする相手への興味ですね。相手に興味をもつこと。これは私の考えですけど、相手に興味を持つことで相手のお話を聞きたいと思うし、質問もします。こちらが相手に興味を示していろいろ聞いてくるのだから、相手は嬉しく感じるのだと思います。
コミュニケーションって、そうやってお互いが嬉しい、楽しい、っていう気持ちになることが大事だと思います。相手にいい気持ちになってもらう、するとこちらもいい気持ちになる。これはお世辞をいうとかうそを言うとかではなく、好意を持つということ。
そうはいっても好意を持てない人も中にはいらっしゃいますけどね。そういうときは無理に仲良くならなくってもいいんだって思うようにしています。
あぁ、本の紹介ができてない 笑。
この本にはお話嫌いな私がお話好きになるまでに気付いたことが、いっぱい書いていました。それで「やっぱりそうなのね」って大きく頷いた。で、私はここに書いていること、大体できてるなって思ったのですが、やっちゃいけないって気付いてることでもできてないこともあって、それもやはりやっちゃいけないこととして書かれていました。「あ~やっぱりやっちゃいけないんだ」って・・・。
新しい発見というのはあまりなかったけど(少しはありましたけどね)、自分の気付きが間違いではなかったのだ、きっとそうだ、っていうふうに、自信になりました。このまま行けばいい、って思いましたね。できていないところも、これからできるようになろうって思いました。
確かにね、お話が嫌いだった自分と今とでは人生変わってます。思考パターンを変えるだけでも、人生って好転していきます。発する言葉の言い方を変えると、それはもうテキメンに効果が現れます。
私は実感済み。言葉として発するということは、それを受け取る人がいるということですから、受け取った相手の反応が違う、それを実感できるわけですよね。
行間も結構広く取ってあって、読みやすい本でした。人とのコミュニケーションが苦手な方や、すぐに人とモメてしまう人、人の気持ちを動かしたいと思っている人などにはオススメの一冊です。