猿の手 <贈る物語>
この本に収載されている『猿の手』(W.W.ジェイコブズ)を読みました。あるビジネス書を読んでいたら、この物語のことが載っていて、どうしても読みたくなったのでした。『猿の手』、恐い話です。
猿の干からびた手を掲げて願い事を唱えると、叶うというのです。3つまで願い事が叶うといいます。この猿の手の持ち主は、こんなものは要らない、と捨てようとします。その持ち主は願い事が叶ったといいます。でも要らないのですって。それはなぜなのか・・・。
話を聞いていた家族はその猿の手を貰い受けます。そして一つ試しに願い事をしてみたのでした。すると・・・願いは確かに叶ったのですが、問題はその叶い方です。一気に不幸のどん底へと・・・。
もう後は読んでみてください。安易に願いが叶うということは恐ろしいことなんですね。
まだまだこの本には恐~い話がたくさんあります。またそのうちにご紹介しますね季節もちょうどよくなってきたことですし・・・。