引き続き、行橋市図書館所蔵の読みやすい洋書シリーズの紹介をします。
前回と同じ、Oliver & Amanda のシリーズです。洋書を読めるようになるために、どんな洋書を選んだらよいか迷う方がいらっしゃると思います。そんな方にはシリーズものをぜひ手にとっていただきたいです。
その理由は、シリーズものは、毎回同じ人物が登場するので馴染みやすいこと。それからキャラクターの性格やこれまでの経緯などがすでにわかった状態で、続きの本を読み始めるので理解がしやすいからです。日本語でも読んだことのない、本当に初めて読む洋書に比べたら、ずいぶん敷居が低く感じますよ。読みやすくて面白いのはもちろんのこと、そういう意図もあり図書館にシリーズものをリクエストして、入れていただきました。
Amanda Pig and Really Hot Day
YL 1.2、総語数 1,488
暑い日。こんな日は元気な子どももばててしまいます。レモネードがおいしくて一旦飲みだすと止まりません。夜は熱帯夜。外に涼みに出るOliverたち家族、読んでいるだけでも心地よい風を感じました。
Oliver and Amanda and the Big Snow
YL 1.3、総語数 1,462
雪がたくさん積もったある日、OliverとAmandaはそりを楽しみます。いろんなすべり方をして遊んだ後は、雪だるま。SnowmanではなくSnowpig。寒くても子どもたちは雪遊びが大好きですね。
Amanda Pig and Her Best Friend Lollipop
YL 1.2、総語数 1,492
友達のLollipopとAmandaの家をお互い行き来します。Lollipopはとても恥ずかしがり屋さん。Amandaの家族には何も言えないのです。それでも次第に打ち解けてきます。大人のおおらかな対応が素敵。Amandaは大好きなLollipopの家に初のお泊り。けれども・・・クスリと笑えます。
Amanda Pig, First Grader
YL 1.3、総語数 1,300
待ちに待った一年生。Amandaは大喜びです。しかし親友のLollipopは違います。不安でいっぱいなのです。Amandaは張り切ってお勉強。けれどもみんなすでに自分よりも知っていることが多いのです。先生のお手伝いをしても上手くいきません。けれどもAmandaもLollipopも少しずつ学校に慣れていく様子がほほえましいです。
Amanda Pig and Her Big Brother Oliver
YL 1.3、総語数 1,588
Oliverはまだ小さい妹がお兄ちゃんの後にくっついてきて、同じことをしたがることを嫌がります。けんかになると両親が様子を見に来るのです。いやいや期真っ只中のAmandaに、やんちゃなお兄ちゃん。両親が機転を利かせて子どもたちの気持ちを落ち着かせるのも見事です。
Oliver & Amanda シリーズまとめ
これで図書館所蔵のシリーズ13冊はすべて読み、紹介しました。(2015年7月現在)以下に、本ブログで紹介したOliver & Amanda シリーズの記事すべてのリンク先を記しておきます。