家族で作る子どものデスク~7.オイルを塗るその2

あいかわらずダンナちゃんの仕事が忙しく、日曜もまともに休めない日々でしたが、先日2月11日(木・祝)にものづくり工房にてデスクのオイル塗布に行ってきました。

オイルフィニッシュ 2種類のオイルで

前回の工房での作業は、オイルを塗る前の下地調整と、アルドボスという広葉樹向け・屋内用の自然塗料を塗りました。2日かけて二度塗りをしました。実は天板の裏だけ、1回しか塗れなかったので天板だけ持って帰って家で塗りました。この日は2種類目のオイル「クノス」を塗りました。

サンドペーパーで毛羽取り

サンドペーパーは#800を使いました。オイルを塗った木材の表面ですが、触るとザラザラしたところがあります。そこをサンドペーパーで滑らかにして、均一にオイルを塗るための下地調整をしました。触ってみてどこもサラサラになるまで、丁寧にサンドペーパーをかけました。

サンドペーパーで毛羽取
サンドペーパーで毛羽取

天板と脚。ダンナちゃんが丁寧に作業。私はザラザラなところを見つける役目。

サンドペーパーで毛羽取り2
サンドペーパーで毛羽取り2

クノス塗布

ブロアーで木の削り粉を吹き飛ばし、いよいよクノスを塗る工程に入りました! 塗ったところは光沢があるのでわかりますね。均一にオイルを伸ばしたつもりでも、まだらに木の表面が乾いている部分を見つけました。木の部分によってオイルの吸収が違うからかもしれません。何度もチェックして、乾いている部分には再度オイルを塗り足し、木の表面全体にオイルがうっすら乗った状態になるまで塗りました。

クノス塗布
クノス塗布
こんな表面に
こんな表面に
脚にもクノス
脚にもクノス

塗り終わりました! どうですか?!光沢があってきれいでしょう? これで20分置いて、その後表面に残っているオイルをふき取りします。

少し光沢がある
少し光沢がある

オイルのふき取り

20分後、オイルのふき取りをしました。デスクの脚と天板の表裏。前回のアルドボスを塗布したときに、端っこの部分にオイルが溜まっていて、それに気がつかずふき取らずに乾いた部分があって、そこが固まってしまい、サンドペーパーをかけても取れませんでした。だから今回は拭き残しのないように丁寧にチェック。さて、どんな仕上がりになるかは次回までお楽しみ。

オイルふき取り
オイルふき取り

今日の作業は終了☆次回予告

作業終了
作業終了

今日はオイルを塗るだけの作業だったので、午前中で終わりました。この後太陽光に当てておくのはよくないとのことで、日陰に移動して工房で乾燥させていただきました。
次回は2度目のクノス塗布。クノスは表面に皮膜を作り、撥水性を高める役割なのですが、デスク全体にそこまでしなくてもよいのではということになり、天板の表だけ、次回2度目の塗布を行います。それからいよいよ天板と桟にビス止めをするための加工も始めます。上手くいけば、あと2回でデスク完成です!

クノスについて

前回はアルドボスについて詳細を書いたので、今回はクノスについて書いてみたいと思います。

クノスとアルドボスの違い

なぜオイルを2種類使ったのか、クノスとアルドボスは何が違うのかについて簡潔にまとめます。

クノスもアルドボスも浸透型の自然塗料ですが、アルドボスのほうが浸透性に優れています。アルドボスは木の深い部分まで浸透して、撥水性を高めます。一方クノスは表面に薄い膜を形成し、強力な撥水性と耐久性を発揮します。

たとえば長年の使用により、デスク表面のクノスによる皮膜が一部磨耗したとしても、アルドボスで木の深部まで撥水性が保たれていたなら、水の浸入をしっかり防ぎ、大きなダメージを回避できます。キッチンなど水を使用する場であれば、再度クノスによるメンテナンスが必要になるかもしれませんが、デスクは気をつければ水に塗れる心配はほとんどないため、普通のメンテナンス用のオイルでもいいかなと思います。それは経年使用した後の状態によるので、そのときに検討しようと思います。

メーカーはアルドボスと同じ

今回使用したクノスも、アルドボス同様ドイツのリボスという塗料のメーカーのオイルです。

大橋塗料株式会社のサイトで、クノスの詳細を見ることができます。linkクノス(防水性抜群のオイル)

アマゾンでも購入可能です。価格は上の大橋塗料株式会社と税込みで同じ価格です(2016年2月13日現在)。アマゾンも大橋塗料株式会社も送料がかかります。大橋塗料のほうは配達地域により送料が変わりますが、アマゾンのほうが送料を考えるといいのかも。

でも大橋塗料株式会社は、1回の注文で50ccの瓶のオイルを2つまで無料でもらえるので、何をどれだけ必要かによりどこで購入すればいいか考えるといいですね。私達はクノスの2瓶、無料で入手しました。50ccの小瓶2つでは、今回のデスク全体へ塗布するには分量が足りません。きちんと二度塗りしたい場合は面積にもよりますが、計算よりも多めの量を缶で購入するのが無難です。

↓こちらはアマゾンで販売しているリボス社のクノス

クノスの中身

アルドボスもクノスも、木に通気性を保つ浸透性の自然オイルです。特にクノスは撥水性が高いにも関わらず、通気性は保持します。デスクなのでそれほど防水・撥水に神経質にならなくてもよいのでしょうが、子どものデスクということで、ダメと言ってもコップなどをじか置きしたりして、コップの跡が残ったりするのも悲しいので・・・。クノスを塗ってもコップの跡は残るかもしれないので、そこはぽこすけに注意してほしいところ。

クノスの成分

アマニオイル・アマニ/スタンドオイル天然樹脂エステル・アマニ/ウッド/スタンドオイル・非常に透明な酸化鉄・二酸化チタン・天然樹脂グリセリンエステル・アマニ/スタンドオイル・オレンジピールオイル・イソアリファーテ・珪酸・マイクロワックス・パインオイル・ローズマリーオイル・無鉛乾燥剤

前回のアルドボスと似たような成分が多く、共通しているいくつかの成分の中で、前回載せた成分とその役割はは以下の通りです。
イソアリファーテ:溶剤(成分を溶かす役割)
珪酸:耐火
無鉛乾燥剤:塗装時の乾燥促進

アルドボスに入っていなかった「非常に透明な酸化鉄」と「二酸化チタン」あたりがクノスの特性を出しているのかもと思いました。酸化チタンは確かに撥水性がありますしね。塗料の専門知識がないのでいい加減ですが(笑)

番外編

ものづくり工房での一こま

ぽこすけも随分この場所に慣れてきて、ふと見るとこんなところに座っていました。

座ってみたかった
座ってみたかった

こういうイス、子どもだったらやっぱり座ってみたいと思いますよね^-^ テーブルの上に外で遊んだラジコンを置いてるのを見てびっくりしましたが、そのまま放置(苦笑) なんでもあり的なものづくり工房・・・? 原さんすみません(汗)

午後からインラインスケートへ

疲れを知らない私達(笑)。午後から椎田アグリパークへ行き、インラインスケートを楽しみました! この日はとてもいいお天気で、たくさんの人が来ていました。私達以外、スケートボードでした。 あ!自転車もありました。なんというのか知りませんが、曲芸みたいなことをして走る自転車です(苦笑)。表現がまずいかしら(汗)。めずらしいものが見れました^-^

写真と動画を公開します。動画は私とダンナちゃんが始めてスロープを試してみた動画。実はこれは2回目以降のトライです。私もダンナちゃんも、1回目は見事にコケました! 特に私のこけ方がマンガみたいで大爆笑。なぜ動画を撮っていなかったのか、悔やまれます><;

またここに来た
またここに来た
われもこの影
われもこの影

この影は私。まだ自分を撮影できるほどの余裕がない状態です(笑) もう少し慣れたら、私目線で滑っている動画が撮れたらな~と思います。今はまだ、カメラ持って滑るとカメラを壊しそうで怖くてできません;;

https://youtube.com/watch?v=HtAypL92wJg
https://youtube.com/watch?v=fUaDJWuvCYc
https://youtube.com/watch?v=sZjsrsNyNEM

一番上手いのはぽこすけでした^0^

おまけ

夜は家族みんなで夕食作りをしました。ぽこすけはダンナちゃんにネコの手を習っていました。子ども用包丁からの卒業近し?!

ネコの手習得中
ネコの手習得中