昨年の4月に、みやこ町の瓢鰻亭で味噌作り体験があり、ぽこすけと2人で参加しました。
手づくり味噌があまりにも美味しかったで、また今年も作りに行きました。前回は5Kg作りましたが半年でなくなってしまったので、今回は10Kg。
味噌作りに必要なもの
1年前のことなのに、結構忘れているのですね。自分で持っていくものと、瓢鰻亭で貸してもらえるものとありました。
自分で持っていったもの
- 味噌を入れる容器(10L容器で大丈夫でした)
- 煮た大豆(乾燥大豆1.6Kg、煮汁も持参)
- 塩(1.2Kg)
用意してもらったもの
- 麹(6Kg)
- ミンサー(大豆をすりつぶす機械)
- たらい
- スケール
- サランラップ
- とうがらしい
塩切り麹
まずは麹をたらいの中に入れてから、分量の塩を加え、よく混ぜ合わせます。塩と麹が混ざったものを「塩切り麹」といいます。ぽこすけはもう小学校2年生。昨年は小学校入学前だったのでやや頼りなかったですが、今回はしっかり作業してくれました。
ここはよーく混ぜ合わさなくてはならないので、私とぽこすけの二人がかりで混ぜました。
大豆すりつぶし
塩切り麹を作っている間、味噌作りにいらした方が私達の大豆をミンサーにかけてくださっていました。
持ってきた大豆は、乾燥大豆1.2Kgを煮たもの。タッパやお鍋に収まらないほど大量の大豆のすりつぶしを手伝っていただき、かなり助かりました。
大豆を持参するのに使ったもの
昨年は今年の半分の量の5Kgでしたが、それでも鍋2杯分ぐらいだったかな。しかも車で運ぶ間に煮汁が鍋からこぼれてしまいました。今年は同じ過ちは繰り返したくありません。
そもそも乾燥大豆1.2Kgを煮て、かさが増した大豆。家中の鍋を集めても入りきらないほどの量でした。
そこで使ったのが、15Lのビニール袋。大豆がかなり重いので、薄いビニール袋では不安。そこで破れにくいビニール袋を念のために2重にして使いました。
よく混ぜる
塩切り麹のたらいの中に、すりつぶした大豆を加えます。ドロドロでちょっと抵抗あるかもしれませんが、よく混ぜ合わせます。
大体均一に混ざったら、お団子を作って容器に入れます。
容器に入れる
中にある空気を押し出すように、ギューっと力を込めてお団子を作ります。
さあ、ここが ♪most fun part♪ 一番楽しいとこです!
お団子を次々に容器の中に投げ込みます。ある程度容器に味噌団子が入ったら、容器の中の味噌をギュギュギューっと押さえて空気を逃がします。
おなじない^^
仕上げは瓢鰻亭店主さんがしてくださいました。去年もそうでした。綺麗に表面を平らにして、塩を写真のようにのせていきます。カビはふちから発生しやすいからとのこと。
その後サランラップをかけて、唐辛子を上において出来上がり。
おわりに
梅雨明けぐらいから、ボチボチ使えるそうです。
去年は梅雨明けぐらいに使い始めました。その頃はまだかなり塩っ辛かったですが、月日が経つに連れて味がマイルドになってきました。買った味噌よりも風味が豊かなので、とても楽しみです。
同じように味噌作りをしても、毎年味が違うとのこと。工程は同じでも、気候などの発酵条件が全く同じではないからだそうです。
今回最も大変だった工程は、大豆を煮ることでした。分量が去年の倍になると、かなり違いました。昨年は大きな圧力鍋で無理やり1回で済ませましたが、量が多すぎて空気穴から煮汁が噴出してしまったので、今回は3回に分けて大豆を煮ました。
それから次回からは大豆と煮汁を別にして持っていこうと思いました。ミンサーにかけるとき、煮汁と大豆を分けてもらったのですが、家で分けておけば手を煩わさなくてもよさそうです。
大量の大豆煮は、ビニール袋一つにまとめることができ、破れることはありませんでした。
この日、たくさんの人たちでにぎわいました。私とぽこすけは助けてもらうことばかり。大量の大豆をミンサーにかけることは大変なのに、全部していただいて本当に助かりました。ぽこすけも大きくなってくるだろうし、私達も次第にどなたかのお手伝いができるようになりたいです。
初めての味噌作りの記事はこちら「初めての味噌作り体験」