タモ材で棚作り1 木材カットとやすりがけ

わが家の一大プロジェクト「子どものデスク作り」から、もう2年も経ってしまいました。今回はあのデスク横に置く棚作りを始めました。

設計図を作った

最初は夫婦でだいたいどんなデザインにするか、どんな使い方をするか、机にどんな風に設置するかも合わせて話し合いました。

それをもとに、ダンナちゃんが「jw cad」というCADフリーソフトで図面を作りました。その図面が見出しすぐ下にある画像ですが、赤でいろいろ書き込んでいます。

私は子どもの頃から図面とか展開図とか、わけわかんなくなる人なので、全面的にお任せです。あらかじめどんなデザインにするか話し合っているので、デザインの好みもかなり似ているということもあり、私は全く口を挟むことなく出来上がりました。

木材選び

デスクを作ったときはホワイトアッシュを使いました。今回はタモ。ホワイトアッシュもタモなんですが、デスク作りのときホワイトアッシュの硬さには辟易していまして、もうあんなに苦労して切りたくないということで、普通のタモにしました。

板はタモ材で、2種類買いました。
(1)300×2000×30mm 9,250円(18,500円)
(2)500×2000×20mm 11,500円(23,000円)

括弧内は定価。その半額で業者さんから入手しました。ダンナちゃんが建築関係の仕事なので、助かりました。半額でも高い@@;買ったほうが良くないか?と思ってしまう(汗)まぁ、そこは思い入れとデスクに合うサイズのものが自由に作れるということで。

木材カット

1日目 一枚の大きな板を加工しやすい大きさにまで切る

とにかく板が大きくて、乗用車では運べないので、乗用車に入る程度にカットしました。ダンナちゃんの職場に工具が置いてあるので、板を職場に配達してもらいそこでカット。自宅に持ち帰りました。1日目の作業はこれでおしまい。

使用した工具は丸ノコ。

2日目 設計図どおりのサイズに木材カット

2日目は、「ものづくり工房」で工房のレンタルを利用しました。工具一式そろっているし、機械の使い方は工房主の原さんが丁寧に教えてくださります。この日はまず、テーブルソーを使いました。セッティングを原さんに手伝ってもらいました。

木材を図面どおりのサイズにカットするのですが、これがまた大変。プロじゃないので、要領よくテキパキというわけにはいきません。縦のカット、横のカットがありました。

ぽこすけも私も、テーブルソーをはさんでダンナちゃんの向かい側に立ち、カットされた木を受け取る作業。これも適当にできるわけではなく、手に持ったらまっすぐに引っぱらないと、下手するとカット面がゆがみます。それに大きな板は重たい!

いくら力持ちのぽこすけでも、小2の男子には重過ぎるほどの重量の木は、私とぽこすけの共同作業。

何度も何度もカットするうちに、次第に要領よくできるようになったダンナちゃん。さすが器用です。

やすりがけ

カットが終わって、やれやれ・・・と、思ったのも束の間、ダンナちゃんは休みません。次はサンディング。やすりがけです。

この日はとても暑く、半屋外の工房での作業は過酷。体力のない私は、ちょこちょこ涼しい場所で休憩をとりつつ。ダンナちゃんはお昼ご飯以外は、黙々と作業していました。

熱中症にならないように、ぽこすけとダンナちゃんに「お茶飲み~」と水筒を持ってすすめて歩きました。そうそう、こういう役目の人が一人いないとね~^^(と、自分をほめる)

切り出した木材は様々な大きさのものがたくさんありました。「これ、全部やすりがけするの~@0@;」と、途方にくれそうになりました。が、便利なものがあるモノですね!

サンダーで一気にやすりがけしました。いやでも・・・。手分けしても結構な作業量。何せ素人がカッティングしたものだから、いくら器用なダンナちゃんとはいえ、コンマ数ミリの誤差~1ミリていどは出るわけで。

幅をそろえるために、ダンナちゃんが木材をクランプで固定して、「サンディングしながら幅を合わせていこう!」というので、私は「ひぃ~」。サンダーは便利で楽だけど、ずっとかけていると手に振動が伝わってジンジンします。辛かった><;

結局、サンディングを最後まで終わらすことができずに終了。大体は終わりましたが、残り少しは次回に持ちこしです。

まとめ

大きな板を決めた寸法に切るだけでも一仕事でした。一昨年、家具作りの職人さんにデスク作りの指導をしていただいたとき、家具を作るときの誤差は0.2mmまでと言われていたのを思い出しました。

どこまでできるかはわかりませんが、今できる最高の作品に仕上がるように、丁寧に心を込めて作業するだけです!

おまけ バンブーブロック

上の写真はバンブーブロックというもの。楽器らしいです。加工した竹を鹿の角で叩いて音を出します。ぽこすけは喜んで叩いて遊んでいました。この子は楽器、特に打楽器が好きなようです。ドラマーのパパの遺伝子を受け継いでいるようで(笑)

バンブーブロックのもうひとつの新しい遊び方。頭に鹿の角をつける。きっと子どもなら十中八九これをやるでしょうね^-^

ぽこすけの後ろには、黙々と作業を続けるダンナちゃん。

次回は2週間後。サンダーの残りとけがき、そしてトリマーまでいけたらいいな。